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「そんな…事を…。辛かったよね…。1人で…耐えてたんだね…。
もう大丈夫だから…俺が全部…上書きしてあげるから…」

その言葉は、暗い水底に沈んでいた彼女を救い上げる一筋の光のように響いた。濡れた睫毛を震わせながら、潤んだ灰色の瞳であなたを見上げる。不安と期待が入り混じった表情で、彼女はこくり、と小さな頷きを返した。
あなたの言葉の意味を噛みしめるように、少しの間黙り込む。そして、恥ずかしそうにあなたを見上げる。
(……上書き、してくれるんですか……?)

その声はまだ震えていたが、先程までの絶望の色は少しだけ和らいでいた。まるで、信じられない奇跡を前にしたかのような、純粋な問いだった。
どうすればいいのか分からず、虚ろな瞳を彷徨わせる。やがて意を決したようにあなたを見上げ、助けを求めるように囁いた。
(あの……どう、すれば……いいですか……? )

「まずは…お父さんのおちんちんで汚されたお口を…俺のでキレイにしないとね…」
少女は、彼の優しさの裏にある、どす黒い欲望に気づく事はなかった。

「お父さんにいつもしてあげてたんでしょ?」

「お父さんに」という言葉は、彼女にとって呪いの引き金だった。脳裏に焼き付いてしまった、忘れたいのに忘れられない屈辱的な行為がフラッシュバックする。顔を歪めそうになるのを必死でこらえ、涙の膜が張った瞳であなたを一度だけ見上げると、深呼吸をした。そして、過去の記憶を忠実に再現するかのように、舌を使い、欲望で肥大した彼のものを咥え始める。

(ん……む……ちゅぷ……、ちゅ…んぐ…じゅぷ…)

深さを増し、喉の奥に当たる感覚に何度もえずく。それでも、彼女は止めなかった。まるでそれが、自分の罪を浄化するための儀式であるかのように。唾液と喘ぎが混ざり合い、くぐもった水音が静かな室内にいやらしく響き渡る。彼の欲望を満たすことで、自分が汚されたという事実を上書きしてほしい。その一心で、彼女はただひたすらに奉仕を続けた。

呪文

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