家出少女10
「気持ち良くしてあげるね」
長いキスが終わり、解放された唇からは銀色の糸が引いた。はぁ、はぁと乱れた息を整えながら、とろんとした目で男を見上げる。「気持ち良くしてあげる」という言葉が、まるで魔法のように彼女の耳に響いた。
はい……、好きにしてくだい……。
抵抗する気など微塵もなかった。むしろ、もっと彼に触れてほしいと願う気持ちでいっぱいだった。言われるがままにベッドに体を横たえる。柔らかいシーツの感触が背中に伝わり、先ほどまでの緊張が嘘のように解けていく。
男の手が自分の胸に触れた瞬間、びくん、と体が跳ねた。小さな声が喉の奥で詰まる。父親から受けた暴力的な愛撫とは全然違う、壊れ物を扱うかのような優しい手つき。それが、逆に体の芯を痺れさせるような快感を呼び起こした。
(んっ……! あ、ん……ぅ……。)
指がまだ幼い、小さな乳房を包み込み、形を変えるように揉みしだかれるたびに、脳が蕩けるような甘い感覚が広がっていく。きゅうっと尖ったままの先っぽが指先でころころと転がされると、腰が自然に浮き上がりそうになる。
(そこ……あん……いや…ん…なんか、へんに……なっちゃう……っ。)
口では拒絶するような言葉を紡ぐが、その声は熱っぽく濡れ、吐息は甘く乱れていた。
優しく、しかし執拗に愛撫され続ける胸の頂点は、さらに硬度を増して熱を持つ。指でつままれ、軽く引っ張られるたび、背筋に稲妻のような快楽が走り抜ける。
「お父さんはこういうのしてくれなかったの?」
少女は男の愛撫が続く中、必死にその質問に答える。
(んぐ…ん…お父さんは…あん…
先っぽのとこ…強くつねったり…お胸を…ギュッって…強く掴んで…んふ…ん…あん…痛い…だけ…でした…)
(あっ、あぁんっ!や、ぁ……そこ、そんなにされたら……おかしく、なっちゃいますぅ……っ!)
体は弓なりにしなり、シーツをぎゅっと握りしめる。未知の感覚に翻弄され、どこに逃げればいいのか分からない。ただ男の与える快楽に身を委ね、喘ぎ声を漏らすことしかできなかった。
呪文
入力なし