小説『壊れちゃった剣について 第三剣』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『壊れちゃった剣について 第三剣』
戦場で高貴さは大切だ
騎士であるならば、その誇りを胸に
戦うことで英雄譚として紡がれる…
だが、必ずしも正攻法で
王道で綺麗で紡がれるものだろうか
人間たるもの生きるために
時として王道に外れた脇道にて
オシッコをすることもあるだろう
そう、陽熊騎士団の士気が下がらないのは
劣勢にあっても高いままなのは
心にヘキがあったからである…
単純なる騎士ではなく
単純なる王道ではなく
黄色いエキをだして、
うちに眠るヘキを呼び覚ます
ボロボロになった鎧兜の布切れに
眠る最奥の神秘が聖水とだって
放出される
「うっうぇぇぇん、なんとかなれぇぇぇ」
「こっこんな汚ならしい軍団が、斬ってやる!やぁぁ、うわっ!」
地面が彼らがこしだした黄色い聖水によって…ツルッペリン王国の兵は転ぶ
「何をしているの、早く奴らをツルツルにしなさい!ケダマミレなんて、汚らわしい…ふん」
「ですが、彼らの聖水はただの聖水ではなく…むしろ…」
「なっなんですてっ」
驚く
キリツィア・フレグランヌが動揺する
彼女はツルッペリンの騎士として
高潔を軸にして動いていた…
白く純白で気が強いところが
あるが…貧相さを感じさせないレディに
魅了されるものが多い…
「あんた達に敗北したあの時の借りは返すんだから…」
士官学校出身、赤きオケケと白きツルツルとヘキに染まりし野郎共はそう言っていたが、まさしく…今まさに、赤きオケケは聖水を放出し、魂の方向を、声をあげて大放出していた。
進むことのできない戦場に…
キリツィアは、理解する…
「ヘキに染めようとしてるのね…」
唇をグッと噛む
「僕らも聖水をしますか」
「いや、今さら対抗しても…、もう、彼らのケダマノタキは完成する…だから、私たちは覚悟しなくてはならない…だけど、対抗できる術はある…あるけど…」
言い淀むキリツィア・フレグランヌ
「我々にも覚悟があります…時には汚いことだって成し遂げましょう」
瞳を閉じる…ここまで、綺麗事で戦場を進めてきた、高貴と美徳を重んじてやってきた…しかし、彼らの勢いに…キリツィアは戦争とは綺麗事だけでは成し遂げられないのだと実感する…だからこそ、
導きだした対抗策…目には眼を歯には歯のごとく…
「聖土を出すわ」
聖土とは…つまり、大便、大腸より出される、構成された物質の残滓、ウンコである。
それが、陽熊騎士団を倒すものになると、信じてキリツィアはお尻を出す
「キリツィア様に続け!」
赤きオケケはケダマノタキを
白きツルツルはムダマノヤマを発動する
戦場は武器と武器が主流だが…
綺麗事では語られぬ戦い
己の臓器を、腎臓を他方は大腸にこめて放出しあうのだった…
呪文
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