「哀悼の銃」
優しさも笑顔も幸せを抱けば
反比例として
怒りや苦悩や不幸が押し寄せる
感情は歪みだ
心は常に平穏ではなく
嵐に吹きさすぶ丘であった
愛とは形を変えても
存在するのだろうか
花や草が
生命であることを感じさせない
灰色の都市にフリージアが咲いた
それはもう戻ることのない
愛や家、家族に対する哀悼だった
彼はヨーロッパ(現ニャンロッパ)
西方にて都市を廃都に変える
危険な怪物だ
電子上の画面にはFearが存在する
背負いし棺には
開花せし花々を添えて
歪みは酷く
されど、美しいと
生存者の絵描きは
怪注時計局観測班の調査によって語られる(もちろん、今後の歪みへの危険性を考慮し、記憶処理は施した)
調査することで、
魔王と呼ばれし者には
因果が存在し、感情が色濃く
現れている
西報の凶怖は
今日も何処かの都市に
花を咲かせ、亡き命に哀悼を捧げているだろう
三日月は哀しみを照らし
心にある感情を表出する
なぜ、都市に怪異が存在するのか
そして、人間は怪異になるのか
西報の凶怖の過去を観測し
得た情報は、
人間には心があり
心が感情を生み
感情に揺さぶられ歪み
因果の果てに怪異と成る
と文にして可視化すると
このような捉え方ができるだろう
今日も情報媒体は感情の歪みを観測する
以上のことから、自分自身は怪異かしてないかと確認することで、
怪異および歪みを防ぐ対策が必要であると考える
怪注時計局観測班
調査報告書
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