シラクレナへの旅立ち
セントレイクからシラクレナまでは直線距離で三ヵ月移動すれば到着することができる距離である。
ナノは、シラクレナのイメージとして、戦乱の世で過激なイメージが付いていたので本当は怖い気持ちでいっぱいだった。
しかし、そんなことも言っていられない。
ナノ「ここまで頑張ってこれたのはお姉ちゃんともう一度会って話がしたいからなの。怖がってもいられないの」
そう心に言い聞かせてナノは、セントレイクを旅立った。
セントレイクからシラクレナまでは、直線で行くことができるので大して大回りをせずに予定通りの時間で到着することができた。
ナノは何を準備していたのか。
身分を偽りシラクレナに潜入することを考えて必要なものを揃えていた。
何が必要だったか。
職業などを偽らなければいけなかったため、シラクレナの装いなどを調べてできるだけ現地に合わせようとしていた。
ナノは、聖職者であることを隠し、巫女としてシラクレナ潜入に成功。
国の入り口に立った時ナノは、あまりの鳥居の綺麗さに立ち止まってしまった。
「もしかしたら、私が思っていたイメージというのは間違いだったのかもしれないの・・・」
実際に潜入してみて、ナノはシラクレナのイメージが完全に間違っていたことに気づいた。
実際のシラクレナは、街を歩く人は笑顔に溢れ、商いも活発に行われていたからである。
セントレイクの平和な雰囲気と違い、とにかく活気に溢れているのだ。
行きかう人たちは皆、自分の意見をはっきりと相手に伝えている。
「こういう国の形もあるんだ・・・」
その後ナノは、身分を巫女としていたので神社で働ける場所を探した。
すぐに神社の仕事に就くことができた。
宿もすぐに見つけることができた。
巫女の仕事がある時は仕事を。そして、無い日は情報収集に勤しんだ。
ナノは情報収集の際には、町娘として行動を行っていた。
セントレイクを出て、1年が経ったタイミングで有力な情報を得ることができた。
その情報は、お姉ちゃんのような人をシオン藩のお城の近くで見たことがあるということだった。
情報が見つかって、それが事実だと分かった時ナノは雇い主のユウキに言った。
ナノ「今までお世話になりました。なの。」
ユウキは進む道を分かった上で雇い入れていたのだった。
雇い入れた時点で人を探していることをナノから聞かされていたからであった。
だからこそ進む道を見失わないで行動できたのである。
ユウキはナノに告げた
「もし、また困った時があればここで働いていいからね。」
ナノ「ありがとうございますなの。」
ナノは、神式で神様に感謝を捧げ、この神社を後にした。
ナノ「お姉ちゃん私絶対に追いつくから・・・」
イラスト ぴこ
シナリオ 優希
呪文
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