入学式に にゅーがく る
みんなが寝静まった夜、窓から空を見上げたら……
……とてもすごいモノを見たんだ。
それは本来この時期にある筈もなく、この場所にいる筈もないモノで。
実際このネタを誰かに話すたびに、
「テレビの見過ぎ乙」
「漫画の読み過ぎワロタ」
なんて言われるけど、やっぱり寝ぼけたから見間違えてたんだろうなぁ。
でも、その次に言われた言葉だけは、絶対に嘘なんかじゃなかったと思う。
『君はこんな場所にいていい子じゃない』
その落ち着いた声はパイロットの通信だったのか、それが直接喋っていたのか、それを介して別の時空からアクセスしてきた存在のメッセージだったのか。
それから数分を経ずに、ここは戦場になった。
守るための戦いだったのか、奪うための戦いだったのか、取り返すための戦いだったのか。
「こっちに来るんだ!」
「いや違うこっちだ!」
違う服を着た大人たちが別々の方向に誘導して、『学校』の生徒たちは散り散り。
クラスメイトになる筈だった同級生とは、この日を境に全くの音信不通。
……いや、ヨナくんの話題はこの前あったっけ?
リタちゃん元気かなぁ、今度会ったら聞いてみよう。
その日の入学式は、結果として卒業式になった。
どっちの大人たちにも付いて行かなかった理由はたった一つ。
ここに来た日の朝に見かけた、とても格好良い緑色の戦闘機……戦闘機?
「ここにいてはイケナイ」なんて言われた時点で、すぐに頭にそれがよぎった。
起動キー?
そんなものもサイコミュも無くたって気合さえあれば…………ふんすっ!!
ほら、動いた。
どの組織の人間でもどの時代の人間でもなくなった私。
持っているのは被検体としてのナンバーと、それなりに覚えのある操縦技能。
「数字が名前って酷くない?」って言われるけど、その時だけの仮名称を毎回付けられるよりマシかなー。
覚えてない過去なんて、どーせ碌なもんじゃないだろうし。
この二つの持ち物だけを抱えて、色々な場所を回ってみよう。
それが誰かの助けになるなら、きっと嬉しい。
これはアニメじゃない、本当の話。
【お題:ダジャレを描こう】
https://www.chichi-pui.com/events/user-events/a935d806-9be0-48f2-b7ee-6fc95e442950/
何となーく考えてみた⑭ちゃんの過去。
多分次の投稿ではケロッと忘れてます😅
呪文
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