ログインする ユーザー登録する
投稿企画「#トレーニング」開催中!特設ページへ ▶

ないしょの秘密基地 (AI Remastered)

使用したAI NovelAI
空にはカンカンと照りつける太陽。周りからはミンミンと鳴くセミの声。
手に虫かごをぶら提げて、ぼくは裏山の中を進んでいく。

ぼくは母さんと一緒に、田舎の実家へ里帰りに来ていた。
木が生い茂る裏山の林は自分にとって新鮮で、日が沈むまで虫とりをするのが夏休みの楽しみだった。
いつものように虫とりをしているぼくの背中から、誰かが不意に呼びかける声がする。
 
「ね、そこで何してるの?」

そこには一人の女の子が立っていた。長い髪に白いワンピース。
すらりと伸びた素足には、飾り気のない水色のサンダルをつけている。
 
「何って、虫とりだけど」
「そうなんだ。ねえ、一人なの?」
「そうだけど……君、だれ?」
「わたしはすずか。紗佳って書くんだよ」

そう言って地面に、自分の名前を書いてみせた。
あなたは? と聞き返す紗佳ちゃんに、ぼくは自分の名前を答え、同じように地面に書いた。
 
「晶……じゃあ、あき君だ。よろしくね!」

紗佳ちゃんはにっこりと微笑んで、そう言った。

呪文

入力なし

如月このりさんの他の作品

如月このりさんの他の作品

すべてを見る

おすすめ

FANZA

トレンド

すべてを見る

ユーザー主催投稿企画

すべてを見る

新着イラスト

すべてを見る