小説『ラーメン食らうだけだから』【ニャンノ世界】
もう1人のモナカ的な存在、架空の双子?
怪異ヒトガフエテクサにチェーンジ!
世にも奇妙にゃ物語になりました
【絵物語】
『ラーメン食らうだけだから』
明日で、ニャンノ世界が一周年という
ニュースが流れていた。
ラーメンを啜る仲買嶋モナカ、
モナカにとって、この事は心底どうでもいいことであり、それよりも今日、ラーメンを食えたことに、彼女は幸せを感じていた。
黙して食らう…
話し合いながらの食事もいいが、
今の彼女にとっては、
1分1秒の時間すらも、欲しいものを求め、過ごす時間にしたいのだから…
啜る、世界のどこかでは啜る音が邪道だと旧世界時代ひいては、キングスブリテン辺りで言われてるのだが、知ったこっちゃないと、アウトローじみた気分でラーメンを啜る…
阿龍田ラーメンというものや色んなラーメンがあるが、やっぱりレトロラーメンが好きである…昔ながらの旧時代を生き延びたラーメンというものは味わい深いのだ。
内装も、目立ったものがなく…、まさにラーメンを食すための場として機能している。
五感が感じる…嬉しいのだと…
少しばかし、ほっこりとした気分に浸りながらチャーハンを食べて冷水で、喉を潤す、醤油ラーメンの匂い、こってり過ぎずあっさりとした風味が、モナカは好きなのだ。
コーラは欠かせない
いや、外せない
モナカにとって、コーラとは心臓が求めてるエンジンだとすればガソリンなのだ
終末世界でモナカが頑張るのはコーラのため、今日1日の終わりや自分への御褒美のためにコーラを飲む、弾けるシュワシュワに気分を弾ませて…
今日という日に…ワンステップ追加する。
地道なものなのだけど…
急いてはならぬ…されど、進める
「ふぅ~」
気分を落ち着かせる仲買嶋
たまには、生産性じみたものから、離れてみるのもいいだろうと、考えていると…
隣で自分自身と似た存在がいた。
怪異
ヒトガフエテクサか?
ヒトガフエテクサとは、テガハエテクサやウデガハエテクサに並ぶ増殖系怪異…害はないが…なんだか背筋が凍ってしまう、コワイ怪異である。
ドッペルゲンガーと間違われやすく、討伐されやすい
「怪異対策用の塩買おうかな」
とりあえず彼女はギターで、精神を落ち着かせ、それらの対策に効果のある塩を買って拠点へと帰るのでした。
呪文
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