火野神社水泳部 アーティスティックスイミング編2第9話
レ「次は、乱麗・未麗ペア。」
乱「はい!」
未「お願いします!」
二人は笑顔でプールへ飛び込む。
音楽が流れる。
二人はまるで鏡写しのように動き始める。
同時にターン。
同時にキック。
同時に笑顔。
リフトも息がぴったり。
演技終了。
水面から同時に顔を出す姉妹。
しばらく静まり返るプール。
はるか、腕を組みながら感心している。
は「……お前たち。本当に仲がいいな。」
乱麗、笑顔で。
乱「私たち、ケンカしたことないんです。」
未「パパとママを見て育ったから。」
未「ケンカなんて、する気にもならないんです。」
レ「えっ♡」
ら「なんか照れるなぁ(笑)」
みちる、優しく微笑みながら。
み「本当に素敵な一家なのね。」
う「憧れちゃう!」
美「理想の姉妹!」
亜「シンクロ率も非常に高いですね。」
ま「普段から息が合ってるんだね。」
乱麗、拳を握る。
乱「私たち。女子デュエットで金メダルを狙います!」
未「パパとママに負けません!」
はるか、満足そうにうなずく。
は「その意気だ。」
みちる、二人の肩に手を置いて。
み「本番では。一緒に表彰台へ上がりましょうね。」
乱麗・未麗「はいっ!」
プールサイド。
レイは目を細める。
レ「らんま。」
ら「ん?」
レ「私たちの子どもたち。こんなに立派になったわね。」
らんま、少し照れながら笑う。
ら「親が青春してりゃ。子どもも青春するんだな。」
レイはその言葉に微笑み、二人でプールの姉妹を見つめる。
水面では乱麗と未麗が次の振り付けの確認をしながら、楽しそうに笑い合っている。その姿を見て、はるかも思わず口元を緩める。
は「なるほど……。」
は「この火野神社水泳部は、強いだけじゃない。"楽しむこと"を受け継いでいるチームなんだな。」
その言葉に、みちるも静かにうなずき、チーム全体が温かな空気に包まれるのだった。
呪文
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