小説『ダムイズハイオーバー』【ニャンノ世界】
『ダムイズハイオーバー』
盛草智菜実は、溜まっていた
何がとは言わずとも、
感情が不満になっていることは
夫の幸晴は知りつつも、
「眠いなぁむにゃむにゃ」
と、休日の日は起きていることよりも眠りに使いたいとして、
再び眠ろうとするも
「あんた、まだ眠ろうとしてない」
「えぇ、まぁ…うん」
抑圧していた感情が爆発するのを感じつつ、夫の方に向かって一言
「たまには構ってもいいじゃん…」
幸晴は察する、
愛を欲してるのだと
「うん、いいよ、けど、僕はもう年を取ったよ…」
「愛に年齢なんて関係ないよ…それに、アタシも…あんたと同じよ」
「智菜実…」
リビング、日常、家庭を象徴せし場所、ここには歴史が詰まっていて、智菜実や幸晴の歴史、足跡が刻まれていた。
幸晴は枯れていた…
しかし、悶々としている
智菜実の相手をしなくちゃ
安眠には程遠いだろうからと
相手をする。
「見てるだけでいいのかい」
「えぇ…」
履き慣れたズボンに手をかけ、
下ろす際に現れる
ボーボーの毛魂…
「ねぇ、幸晴、ボーボー好きじゃなくなった」
「・・・好きだけど」
「もしかして、若い子が好きなの」
「いや、それはない!」
「嘘っぽい、どうだか…て、ひゃあ」
幸晴が智菜実の毛魂に
顔を近づける
鼻息が毛に当たる
「好きなのね…」
「あぁ」
熟れた体に溢れる毛魂
幸晴の好みは、年を経ても
変わることはなかった。
そう、好きなのは智菜実だけだと
「顔全体で感じてもいいかい」
「甘えん坊さん」
無表情なのは夫が好きな毛魂鑑賞シリーズを意識して無表情を貫く、足の匂い、お尻の匂い、毛魂を…太ももの感覚も手で触りながら…
鼻息は荒くなってくる
無言の時間、
膣の辺りから愛液がジュワと出てくるのを感じつつ…
幸晴にも溜まったものがあるのだと認識しながら、
脇毛の匂いに鼻を近づけ
存在を確かめる
瞳を閉じて、彼がいることを
他の感覚で認識するたびに
愛液が床に垂れていくのを
感じつつ、日常における場を全裸でいることに背徳感を抱いていた。
裸体は人間を獣にする。
理性である服は気づけば、
幸晴も脱ぎさっており
自慰行為を互いの裸を見ながら
行えば、行うほど、
若き頃に燃えた愛の炎の日々を
思いだしつつ、
休日の午後のいっときに、
生命の息吹を囁きあうのであった。
「好きだ…大好きだよ智菜実、はぁ、はぁ」
「私も…私もよ、幸晴…」
互いの愛液が床に垂れる…
服を脱げば獣があらわる
しかして、同時に愛なる天使が
運命を導かんとする
様は、キラキラとした
波動を感じつつ…
呪文
入力なし