嗤う屍術師 #1
これから彼女たちは、戦争を始めるのだ。
自信の手で戦火の火蓋を切るという重圧に押しつぶされそうになりながらも、仲間のため、そしてエルフェアルの未来のため、目標を目指す。
標的は、エルフェアルとグランゼンの国境沿いにある街だ。
彼女たちの目的は、戦争にあたっての橋頭保となる拠点の確保である。
サラトバの各国の国境は川で遮られているため、進軍には川を超える必要がある。
しかし、エルフェアルとグランゼンの国境には山岳地帯がある。
そして、自然と共に生きてきたエルフェアルの民にとって、山越えはそう難しいことではない。
夜襲で国境沿いの街を確保できれば、エルフェアルはグランゼンへの侵略にあたって、川を安全にわたることができるため、部隊や物資の移動が安全に行えるようになる。
この作戦は、エルフェアルにとって戦略的価値の高い一手となるのだ。
to be continued
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呪文
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