「Task」
任務ってのは、
生きてるからこそ
発生する者だ
彼は灰に染まった廃都を歩く
そして、曇天の空を見上げ
機械混じりの音声と共に
溜息をつく
なぜ、彼は溜息をつくのだろうか
割り切れることがこの世には無いからこそ
溜息を付いているのだ
およそ、廃墟となった街も
元を辿れば
都であることを辞めてしまった
集合的無意識の産物でしかないのだから
微笑むしか無い
虚無と脅威
ノイズは大きくなっている
今、在る都市は一体
いくつか、
あるいは
いずれ廃墟となって
瓦礫と煙になって
消え去ってしまうだろうから
考えても無駄だけども
彼は考えることで
存在するのかもしれない
「さて、俺の思考回路は一つの解答を導きだしたわけだ、それは何かって、それはそれで、これはこれっていうのでやってかないといけないくらいに、社会ってものは残酷なんだろうな…」
世の間にて生きる
しがない異形頭の戯言だ
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。