お試し「tile_resample」の実験と簡易説明
導入はControlNetの欄に拡大したい画像をドロップ、プリプロセッサを「tile_resample」に、モデル「control_v11f1e_sd15_tile」をDL(モデルの名前をコピペすれば出てくると思います)にして後は下にある項目を一通りチェックするだけです、後はその絵のスクリプトを上の欄に入れて生成するだけです。
設定に関してはEnding Control Stepくらいですが、まだわからない部分が多いので0.5~0.7位で試しています。
■1枚目 元絵に適当にEnding Control Step0.63で生成したものでtile_resampleのみ使用して2倍に拡大したものです、プロンプトは元絵のものをそのまま適応していますがシードの指定のない状態です、背景にノイズっぽいのが出てますがプロンプトに(pixel art:1)を指定しているのでその影響です。
■2枚目 その800×800の元絵、Hires.fixなど試したものの・・・色々あってそのまま放置していたものです。
■3枚目 Hires.fixで2倍にアップスケールしたものですが、作風やエフェクト関連のプロンプトで背景の街はほとんど反映されず、指もぐにゃってしまったものです。
■4枚目 Ending Control StepやアップスケーラーやVAEを変更しつつ調節していい感じに出来たものです、背中のエフェクトの色が変化が生じていますがそれ以外は元絵を細部まで残しつつも更に描き込んでくれる感じです、Hires.fixだと元絵の雰囲気は残しつつもガッツリ削ることも多かったのでそれが大きな違いでしょうか。
■5枚目 元絵からアップスケーリングする際にモデルを変更してみたものです、やったービルが倒壊した!とそれは置いといて、こちらもモデルの画風を維持しつつも細部はちゃんと残しつつ頑張って再現している感じです。
■6枚目 Hires.fix+Tiled Diffusion+tile_resampleで2倍に拡大、多少面影は残ってますけど後ろはもうなんかすごい状態になってます。
Hires.fixやTiled Diffusionだけでは背景がエフェクトで打ち消されてしまうモデルだったのですが新たに出きたtile_resampleでは拡大前の絵の背景も忠実にスケールアップしてくれます、そして拡大後の細かな手や人物も混ざったり消えることがない感じです。
一応Hires.fix+tile_resampleなどの組み合わせもできますが制御は難しいです、高層ビルがもりもり増えたりエフェクトが更に派手になったりどう変化するかわからない・・・
呪文
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