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※今回R-18だけど話は全然えろくないので化け狐おっぱいを御覧くださるだけでも大丈夫です。
 続き物で書いているストーリーの挿絵の感じで画像をつくってます。
 前回からの話の続きなので、よろしければリンクからどうぞ。
(前回:稲荷大神様から賜った刀について話す化け狐枯葉様)
https://www.chichi-pui.com/posts/ff0122e6-9058-460c-89fa-de85ed16a3a9/



荷車を引き、ところどころ割れた石畳の道を進む。

向かう先は廃神社から四半刻ほどにある森の中の墓場。

荷台には一匹の化け狐が寝そべっている。

埋葬に行くのではない。まだ生きている狐だ。

怪我で歩くのが難儀な状態の彼女を連れ、置いてきてしまった刀を取りに戻る為、そうしているのであった。

雨は明け方頃にはあがったようで、道はぬかるんでいるものの、歩けないほどではない。

彼女が対峙し、怪我を負う原因となった呪い人形というやつは、もう付近には居ないという。

そもそも彼女が昨日それに気付いたのも、人形の放つ禍々しい負の念が、彼女に蓄積している呪いや怨念と共鳴したから、とのことで今はほとんど感じられないそうだ。

とはいえ。

私とて死ぬかもしれない場所へわざわざ近寄りたくはない。

危険が迫ったら私は貴女を見捨てて逃げるかもしれない、と脅してみたのだが、頑として聞かなかった。

そうして私は、だからといって私がやる必然性があるのかは自分の中で曖昧にしたまま、荷車を引いている。

狐は暇なのか、存外に美しい高音で鼻歌を歌っていた。

がたがたと揺れる荷車の音が調和を乱しているのが勿体ない。

などと思っていたら

「もう少しゆっくりできんか」

鷹揚に文句をつけられた。

――すみません、痛かったですか

「乳が零れる」

怪我に響くのかと一瞬心配して損をした。

――襟元を正して帯を締めて下さい

「窮屈なのは嫌いなんだよ」

ぼやきながら帯をしゅるしゅると巻きなおす音が聞こえる。

多少、速度を緩めた。

さすがに後ろを振り向く気はない。


そうして四半刻、無事、何事もなく墓場に辿りつく。

不穏な気配はなかった。

木々や石灯籠に溜まっていた雨粒が陽の光にきらきらと反射して爽やかなほどだった。

「さて、どのへんに落としたか」

彼女はゆっくりと荷車を降り、あたりを見まわす。

だが、手分けして墓場をぐるりと一周、二周しても全く見つからない。

「昨日の今日で墓荒らしが来ておったら墓もやられているはず…。参ったな、人形に持っていかれたのか…」

東屋の椅子にどっかと腰を下ろし、頭を掻いた。

私もなんとなく、向かいの椅子に座る。

そこで不自然に、ぱたぱた、と雨粒が一定間隔で落ちてくる木が目に入った。

動物が跳ねたにしてはやたら規則的だ。

――あれ、その枝、何かが動いて…。

みれば、小枝に挟まってもがいている、妙なもの。

彼女も振り向いて私が指さす方を見た。

「んん、ありゃあ、儂が斬り飛ばした人形の腕だな。少し違和感があると思ったら、こんな所に引っ掛かっておったのか」

立ち上がって不用意に近づいて行く。

私は座ったままである。近寄りたくない。

「胴体の所にでも戻ろうとしておるのか。こちらに見向きもしないようじゃなあ」

――動いている時点で気味が悪くて、よく近づけますね。

「化け狐が何を気味悪がれと」

鼻で笑われた。

なるほど。ぐうの音も出ない。

「しかし、胴体に戻るのであれば、或いは、そうか」

しばし思案していたようだが、こちらへ向き直る。

何を言い出すかは大体見当がついていた。

「こいつを放して本体まで刀を取り戻しに行く」

せっかく一度は彼女に救ってもらった命だったのだが、もしかして、私の寿命は近いのだろうか。



彼女は枯葉と書いて『こよう』と自称している化け狐。
本名を知っているのは百年以上前に親交があった古狐達と稲荷大神様だけです。

------------
先に話の流れを考えてから荷車に載せてる画像をつくってたら急におっぱい零れただけなのでおっぱいがストーリーの伏線になってるとかは全くないです。

この画像自体はSD1.5系で少し前に作ってありまして、この感じでSDXLで作り直してこちらに載せようと思っていたのですが、結局1.5系のままで投稿。
体格等は調整して近づけた(+尻尾の安定性はSDXLの方が段違いに高い)ものの、"髪質"と"目の雰囲気"だけがどうしてもなあ…。

画像一枚を据えてしまうと、話が進むのって長くて数十行分くらいにしかならないし、この化け狐の話に関してはあえて無駄な会話を入れていくスタイルでやりたいので余計に全然進みませんなあ。。

呪文

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jacket partially removed, heart in eye, burnt clothes, holding fishing rod, kanji, doujin cover, pentagram, tape gag, adjusting headwear, red socks, friends, cloud print, coke-bottle glasses, oral invitation, competition school swimsuit, barbell piercing, gradient legwear, prisoner, blood on breasts, wind chime, carrying over shoulder, tape measure, flaming weapon

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jacket partially removed, heart in eye, burnt clothes, holding fishing rod, kanji, doujin cover, pentagram, tape gag, adjusting headwear, red socks, friends, cloud print, coke-bottle glasses, oral invitation, competition school swimsuit, barbell piercing, gradient legwear, prisoner, blood on breasts, wind chime, carrying over shoulder, tape measure, flaming weapon
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