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ある勇者の最期 (3)

使用したAI NovelAI
強烈な刺激から逃れる術もなく、魔王のなすがままに翻弄されてしまう。最後の時を迎えまいと必死で抗おうとするけれど、全ては無駄なあがきにしかならなかった。
激しく鼓動する心臓に合わせて精液がせり上がり、今まさに決壊しようとしたその時――魔王の動きが、ぴたりと止まる。

「え……?」
「だ、め……、だめ、です……っ」

ぽつりと漏れた声音に、我が耳を疑う。ハッとして顔を上げると、そこには息を荒げながら僕を見つめる翠緑色の瞳があって……。

「どう、して……。君は……魔王に、乗っ取られて……」
「逃げ、て……くだ、さい……。わた、しが……魔王を、抑えて……いますから……っ!!」

懸命の抵抗で、肉体の主導権を取り戻したと思った矢先――腰が落とされ、ずぷんと一気に根元まで飲み込まれてしまう。より一層に容赦のない抽送は、今度こそ精を根こそぎ搾り取ろうとしているようだった。

「う、ぐぅううっ!? あ、がぁああッ!!」
「ち、違……っ!! やめ、て……っ、身体が、言うこと……きかな……あ、ああっ♥ あぁあぁ……っ♥♥」
「……ククク、自由を取り戻したとでも思うたか? 貴様にはこれから、小僧が死にゆく様を特等席で見せつけてやる。愛する者を手ずから殺めた時……貴様はどんな声で、哭いてくれるのかのう?」
「そ、そんな……っ、い、いやぁああっ!! お願い、やめて……っ!! それだけは……許してぇっ!!」

少女の言葉に反し、魔王の腰使いは加速していく。僕を追い詰める魔王の言葉と、必死で引き留める少女の悲痛な叫び。
相反する二つの言葉に揺さぶられながら、ついに僕は限界を迎えてしまった。脈打つペニスが彼女の中にどくん、どくんと大量の精液を送り込まれていく。

「ごめん、なさい……ごめんなさ……いっ!! わたし、こんなつもり……なかった、のに……。わたし……わたしは……っ!!」
「……ぁ……ぁ……」

泣きじゃくりながら何度も謝罪の言葉を繰り返す少女の涙を指先が涙の雫を掬い上げるよりも先に……僕の身体は、音も立てず静かに朽ち落ちていった。

呪文

入力なし

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