小説『これが、ディスティニー茶です!』【ニャンノ世界】
『これが、ディスティニー茶です!』
また、再び、摩訶不思議なことをやっている冥土ネコ、その理由というのは、サブスク喫茶なわけだから、定期的に利用し続けないと、元が取れないわけなので、こうして、彼女はヘンテコなことをして、自ら営むお店で、マジックショー的なことをやっていた。
「何もない、テーブルの上に突然、紅茶が!」
魔法陣を展開させ、
そこから、飲み物がでてくるのは
なんとも不思議なことである!
おまけに、この紅茶は
単なる紅茶ではなく…
「宇宙ネコを師匠として、師事し、懸命な鍛錬と努力の成果で編み出した御茶、その名も!ディスティニー茶、運命、まさに運命ですにゃ!」
サングラスにチューリップハット、お客さん達は思う共通概念、それすなわち…
〈胡散臭い〉
それで結構、なぜなら、〈胡散臭さ〉も冥土ネコにとっては褒め言葉であり、単なる猫耳ではなく、
〈胡散臭いチューリップハットの猫耳冥土〉となれば、ニャガサキの世界にて個性が際立つからである。
単なるキャラよりも、癖強キャラ
唯一無二な、オーダー冥土にゃ
冥土ネコ、紅茶を飲みながらニヤニヤしつつ…
呪文
入力なし