姫っ!どうぞご無事でっ!!
皆からは姫騎士様と呼ばれている。
姫でありながら、剣の腕もこの城で勝てるものはほとんどいない。
「君はいつもいつもじっと立っていて退屈ではないの?」
「はっ!私は姫を守る事が仕事ですので。」
「まぁ、そうか。君が守っていてくれたら安心だもんね。私より強いんだから。」
「いえっ!姫様にはかないませんっ!私など!」
「嘘ばっかり。いつも手合わせの時手加減してるでしょう?それくらいわかるよ。」
バレてましたか。
「君はさぁ。」
「はい!」
「好きな人いるの?」
「はい?」
「好きな人?」
「いえっ!おりませんっ!」
「へぇーー。モテそうなのにね。なんで?女性に興味ない?」
「そのような事はありませんが・・・その。
女性と出会う機会がないと言いますか・・」
姫様への気持ちを読まれないように。。。
「私も女性だよ?」
ど、どう言う意味だ?!?
そんな眩しい笑顔で見つめないでください!!
隣国がこの国への侵攻を開始したらしい。
私はこの城の守備を命じられた。
姫様が敵を迎え撃つらしい。
必死に姫に同行させて頂くように懇願したのだが。
願いは受け入れられなかった。
「君以外にこの城を任せられる者が思い浮かばない。
君が守っていてくれるから私は思いっきり戦える。
私が帰ってくるまでこの城を頼むよ」
はっ!必ず!!
だが。私はこの時命令違反をしてでも姫の横にいなかった事を後悔することになる。
呪文
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