出張先は月!?
上司「おい鈴原、おまえ明々後日から出張に行け」
鈴原「は?いきなり過ぎませんか?」
上司「出張先は月だから、よろしく」
鈴原「はぁ……………………って、月ぃ!?そんなん一体どうやって行くんですか!?」
上司「そこを考えるところからが出張だよ。じゃ、よろしく」
鈴原「そんな……遠足は準備の段階から始まっているみたいなノリで言われても……」
上司(よしよし、困っているな…………俺の女になれって誘いをキッパリと断りやがって………こうなったらとことんイジメて俺に泣きつくか、でなければ会社を追い出してやるぜ)
鈴原「はぁ…………しょうがないなぁ‥…」
上司(あれ?泣きついてこない?)
・
・
3日後
鈴原「よっしゃ!そんじゃいっちょやって見ますかぁ!」
上司「は?…………え?」
鈴原「それじゃ!出張に行ってきます!トゥッ!」
上司「トゥッ!?」
そのまま鈴原は大気圏を脱出し宇宙に飛び出し、無事に月に到着しました。
鈴原「ここが月か!それで…………出張先のうちに会社の支部は……?」
当然そんなものはありませんでした。
鈴原「あれぇ?これは一体どういう……………………まさか!」
とあることに気が付いた鈴原。グッと拳を握りしめる。
鈴原「間違えて反対の月面に到着しちゃったのか!こうしちゃいられない!」
鈴原はそのまま月面の反対側目指して走り出しました。
鈴原「待ってろよ出張先!あたしが来たからには業績アップ間違いなしだぜ!」
・
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2ヶ月後
鈴原「テメエ課長!あたしを騙しやがったなぁ!ぶっ殺す!」
上司(課長)「す、鈴原!みんな!鈴原が帰って来たぞ!」
山本「鈴原!本当に鈴原なの!?」
村上「鈴原先輩!良かった!無事だったんですね!」
斎藤「お前が生身で月面に飛んで行っちゃったって課長が騒いでさ………みんな心配してたんだぜ!」
水野「本当ですよ!あんまり心配させないでください!」
鈴原「み、みんな…………」
感動のあまり、鈴原と同僚達は固く抱きしめ合いました。
そして、どさくさのうちに課長の無茶な出張の命令もうやむやにされました。
めでたしめでたし。
鈴原「いや、全然めでたくないんだけど………。とりあえず課長は今度叩きのめします」
呪文
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