【夢エリ】そしてユカナーディアは新たな学びを得る
眼鏡と三つ編みの可愛らしい幼い少女の形でありながら常夜将軍を自称するのも頷ける他を圧倒する威圧感と蒼きオーラ、魔族らしくそれでいて品のいいデザインの青黒基調のドレス。何より隠そうと思えば隠せるはずなのになぜか隠そうともしない魔族の証たる角と赤い瞳。
数日おきに図書館に訪れてはただ本を読み、眺め、何かを考え込んではまた本を読むという本の虫ぶりをしめし魔王ミオタン戦役において「常夜将軍の軍師役」とも呼ばれていた彼女らしい振る舞いが見られた。
ウサ王国では彼女の王国内での存在を把握すると魔族、しかも自称(というか確認ができない)ではあるが常夜将軍であっても何ら不思議ではないほどの威圧感を持つ彼女を討伐すべきという声が当然ながら上がったが、国王はかつて戦役で戦った者たちに意見を求めるとそれを採り上げ「討伐する理由がない」と退けた。彼女が王国にとって脅威になりうることをしでかそうとしているのであればもちろん別である、とはしているが。
図書館長「うちで勉強したい、って子を追い返す理由なんてどこにもないでしょう。そもそもこの図書館は王様が全ての者に等しく学びと知識を与えるために、と設立されたもの。王様は素晴らしい判断をされたよ」
初めは彼女自身遠慮するように図書館内においては常に他者を近づけないようにしていたが、元来のフランクで穏やかな性格と読書や勉強への真剣な態度、なにより国王の彼女への鷹揚な対応もあって彼女も威圧的なオーラを出さなくなったこともあり好意的に接する者も急速に増えた。もちろん街などを歩けば苛烈な敵意を向けられることもあるが彼女は「むしろそうでない方がおかしいでしょ」とさほど気にしていないようだ。
最近はある程度魔王ミオタンの戦いのあらましを知ってる者から「魔王配下で一番最初に逃げたやつ!」とかふざけ半分悪意半分なやっかみを向けられることも多くなったがこれには「戦いではどうしたって犠牲は出るものだけど、魔族であっても獣耳であっても人間であっても無闇に奪われる命はない、とも思うの。戦う必要がなくなったらそうしない相応の理由や事情がない限り危険から逃げてしまうのが最上の『策』なんだから」とちょっと残念そうに語ることもあるという。
もっとも彼女自身がここで勉強をするようになったきっかけが魔法ミオタンの元での戦いの敗北である、ということを公言しており将来的に王国の、あるいは他の諸勢力も含めた多くの者たちにとっての脅威になること自体は本人も含め否定はされていない。
「戦うことがあるのなら、次は勝ちたいというのが正直なところだから」
いわしまんさんの「夢エリ」企画期間の終了、ということで戦い終わって崩壊する夢幻宮からいち早く脱出したユカナーディア(委員長ちゃん)のその後を書いてみました。
さき「なんだかんだ難しいことが書かれてるけどこいつは結局ゆかな(委員長ちゃん)が演じてるものだからその影響で本とか読んでんじゃねえのか? あと、ゆかなは悪魔になっても普段通り多分優しいと思うんだよな。常識は悪魔のそれかもわからんが」
まあそうともいう(苦笑)。
7枚目までGRYPHON、8・9枚目は1・2枚目のV4Bへのi2iになります。GRYPHONはVEGAに通づる面もある面白いモデルであると言う認識を新たにしましたね。オーラとかプロンプトでは指定してないんですが悪魔だからですかねやけに派手なオーラが出るのは。
追記
投稿から2時間ほどタイトルが仮付けしたものになっておりましたので改めてつけました。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
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