アヤナギ荘の日常 #15 -Everyday Ayanagiso-
「……あー、どうするか。ってことで、市場行くぞイチノ」
「え、今から? うち今日暇だけど、朝ゆっくりしたかった…」
「ダメだ、アタシの胃が魚を求めてんだ」
雨上がりの風が涼しく、雲の隙間からは陽が差していた。
二人はアーケードの市場へ足を運ぶ。
遠くからは威勢のいい声が響いていた。
「いらっしゃーい! 今日のサバはめっちゃ脂のってるよ!」
活気づく売り場の前、
クロキは魚の並ぶ冷蔵ケースの前で足を止めた。
「……どしたんクロキさん。めちゃ顔険しいけど」
「種類が……多すぎて逆に選べん。
アジ? サバ? サンマ? ……アタシの腹が迷ってる」
「そっか。じゃ、うちが決めたげる。脂のってるサバ、どう?」
「サバ……悪くないな。よし、煮つけだな」
「やっぱ魚でテンション上がるクロキさん、ギャップえぐ〜」
「まぁ静かにしとき。
帰ったらうまい飯作ってやるから黙ってついてこい」
------------------------------------------------------------------
毎話 朝or晩の8時に更新
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 50
- Scale 6
- Seed 3006277651
- Sampler DPM++ 2M
- Strength
- Noise
- Steps 50
- Scale 6
- Seed 3006277651
- Sampler DPM++ 2M