ブラックホール・シャークvs希望
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弱体前に挑まれたので元のスペックでの戦闘です!
[戦闘の流れ]
荒廃した都市の残骸が地平線の彼方まで広がる無人の廃墟、その澱んだ上空から、無機質な正方形の巨大な人工天体が静かに降下してくる。人類の意志が生んだ最後の切り札、最終防衛人工天体「希望」である。宇宙より迫る未知の脅威を自律演算によって感知したその機体は、空中に静止すると同時に壮大な変形プロセスを開始した。収納形態である立方体の人工衛星モードから、まず角部が展開し、内部に隠されていた緻密な構造が露出する。続いて巨大な翼部と関節が幾何学的な美しさをもって広がり、やがて全長約300メートルに達する、天を仰ぐ神像のごとき戦闘形態へと姿を変えた。重力制御アンカーが大地に深く突き刺さり、その場に完全な固定要塞として陣取った直後、周囲の空間そのものが不気味な軋み声を上げて歪み始めた。
虚空を引き裂くようにして現れたのは、光を99.9%吸収する漆黒の特殊な甲殻に覆われた巨大な捕食者、ブラックホール・シャークである。その恐るべき顔に目は存在しないが、頭部に備わったロレンツィーニ器官の進化版が、希望の内部で脈打つ核融合リアクターの莫大なエネルギーを「極上の獲物」として正確に捉えていた。同じく全長300メートルに及ぶ巨体が、首回りに口を開けた巨大なエラ孔から不要な物質と重力波を青白い推進炎として噴き出し、大気圏内でありながら深海を泳ぐかのように滑らかに、そして急速に接近してくる。
防衛システムを完全に起動させた希望は、全身に刻まれたスリットから高出力レーザーの雨を多層・多方向に一斉照射する。しかし、夜闇そのもののような怪獣の体表は光の刃を容易く呑み込み、一切の損傷を許さない。効果なしと判定した希望は即座に全身のハッチを全開にし、迎撃用の対艦・対天体ミサイルを無数に放つ。空を覆い尽くすほどの弾幕の嵐が迫る中、ブラックホール・シャークは巨大な顎を限界まで大きく開いた。口内に潜むマイクロブラックホールが顕現し、圧倒的な重力場が発生する。放たれたミサイル群は爆発する間もなく軌道を捻じ曲げられ、逃れられない事象の地平へと次々に吸い込まれ、極限まで圧縮されて消滅していく。
敵の飛び道具を完全に無力化した漆黒の怪獣は、飲み込んだ質量とエネルギーを自身の内側で変換し、ブラックホールの降着円盤から生じる莫大な熱量を口元へと収束させる。次の瞬間、超高熱のプラズマビーム「クエーサー・ブレス」が、一直線に希望へと叩き込まれた。対する希望は、全方位バリア発生装置を最大出力で稼働させ、機体の周囲に幾重にも重なる干渉型多層バリアを展開する。空間そのものを焼き尽くす熱と光の暴力を正面から受け止め、周囲の地形がマグマに変わって蒸発するほどの衝撃をバリア面で無効化し、空の彼方へと反射させる。
互いの遠距離攻撃が決定打に欠けると判断したブラックホール・シャークは、エラから重力波を激しく噴射して自身の質量を一時的に操作する「グラビティ・ドライブ」を発動した。周囲の空間をねじ切りながら超音速で突進し、固定された希望を丸呑みにすべく「ブラックホール・バイト」の態勢に入る。
近接戦闘能力を全く持たない希望にとって、距離を詰められることは確実な死を意味する。しかし、稼働時間72時間の制限を持つ希望の高度な自律演算機は、この絶望的な状況下で瞬時に最適解を導き出していた。目前に迫る漆黒の怪獣が、その強力な重力場を展開するために「正面の口を大きく開けている」という事実。それは同時に、無防備な内部を自ら晒け出しているということに他ならない。希望は多層バリアと副兵装へのエネルギー供給をすべて遮断し、胴部の空洞に位置する主兵装、恒星の核をも穿つ破壊力を持つ「核融合砲」へと全電力を集中させる。
巨大な顎が希望の白亜の装甲に食らいつこうとしたその刹那、希望の胸部から宇宙の闇を切り裂くような極大の閃光が放たれた。恒星すら蒸発させる超高出力の核融合エネルギーが、ブラックホール・シャークの開かれた口内、その奥底にあるマイクロブラックホールへとダイレクトに撃ち込まれる。
[勝因・敗因]
希望の勝因は、自身の「その場から移動できない固定要塞」という制約を逆手に取り、敵を限界まで引き付けてから最大火力を叩き込むカウンター戦術を自律演算によって完璧に実行した点にある。多層バリアで敵の猛攻を凌ぎつつ、一撃必殺のタイミングを冷徹に見極めた戦術的勝利である。
対するブラックホール・シャークの敗因は、自身の「許容量の超過(特異点崩壊)」という致命的な弱点を突かれたことである。あらゆるエネルギーを吸い込む絶対的な捕食能力への過信がアダとなり、正面から無防備に口を開けて突撃した結果、ブラックホールの処理能力を遥かに凌駕する超質量の核融合エネルギーを瞬間的に撃ち込まれてしまった。
[勝者]
最終防衛人工天体 希望
(※圧倒的なエネルギーの奔流を飲み込んだマイクロブラックホールは、許容量を超過してついに制御を失う。怪獣の体内から空間そのものがひび割れるような絶叫が響き渡り、特異点の崩壊による事象の逆流が始まる。しかし、暴走を始めたエネルギーの渦が周囲の空間をどこまで巻き込み、どのような結末をもたらすのか、その先の光景は未だ煙と光の中に包まれている……)
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戦闘が派手!!
サメちゃんは攻撃特化だから防がれると辛いなあw
呪文
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