『大悪魔と契約結婚』ベルゼブブ・リンツェと、男の子は夫婦になる
「も、もぅっ! こ、こういう時くらい、我をちゃんとエスコートしてくれなくちゃ、ダメじゃない! ほ~らっ、早く早く!」
男の子
「ちょっ……ベ、ベルゼブブ!? 歩くの早いって! ぼ、僕はまだ準備がっ――」
ベルゼブブと出会った、だらしない男の子……ではなく――
改め、男の子は、二人の交際もあっという間に三年の月日が流れていた。
ベルゼブブ
「まったく、君のそれはいつになっても変わらないね? ……でも……それが我には、愛しいと感じている自分がいる――ふふ、可笑しいと思わない? だって、まさか悪魔界の中でも英雄とされ、大悪魔となった我が……け、結婚だなんて……未だに、信じられない――」
今日は、その記念日としてお互いの気持ちを確かめ合い、契約したいと彼女の方から、魔法契約(プロポーズ)の申し出があった。
当然、それを受けた男の子は、二つ返事で頷き、快くOKしてくれたのだ。
男の子
「でも……僕は、すごく嬉しいよ! ベルゼブブと出会って、僕は変われたんだ! だから、もっと僕と一緒に居て欲しい! 君でないと僕は、生きていけないみたいだから。それに……まだ、だらしない性格が残っているみたいだ……だから、これを直せるのは、もう君しかいない――最後まで、僕を見てて欲しい」
ベルゼブブ
「っ!! …………あ、あなたねぇ~、だ、だらしないのは、いつもの事でしょ!? まったくっ! ――――(そ、そこまで言わなくても、我がちゃんと面倒見てあげるのに、まったく仕方ないなぁ。……えへへ♪)」
男の子から、最後まで面倒を見て欲しいと言われ、彼女は何故か喜んでいた。
意外と世話好きなのか、家庭的というか、変わった人が好みだったのか?
それはともかく、話している間にもう少しで契約もとい、結婚式が始まる時間になってしまった事に気づいた二人は、急いで教会のへと向かって行った。
ベルゼブブ
「魔法契約が済んだら、まずは君の性格を直さないと、ね? うふふ、覚悟しなさい!?」
男の子
「っ! そ、それはっ……えっと……お、お手柔らかに、お願いします……ベルゼブブ、さん」
* * *
~おまけ(2枚目)~
ベルゼブブ
「うふふ♪ それじゃあ、改めて……我と契約してくれて、本当にありがとう! もう君は一生、我のモノだからね? だ・か・らっ……他のメスどもに浮つかないように、今日はとことん我に付き合いなさい! いい!?」
* * *
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 48
- Scale 9
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- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
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