小説『即決、即断、執行セリ』/『Garter天使は無常に思ふ』【ニャンノ世界】
『即決、即断、執行セリ』
Garter天使は芯夜境戒が極東方面にて、
黙示録を成さんとする光景を目にし
「黙示録の判断は天界規定に反することです」
芯夜境戒に対して抑止力を実行する。
相対せし、芯夜境戒の叶徒らも善戦すれど、
天界の秩序を果たすGarter天使に対する
攻撃は背後のGarterKatzeが請け負うのだ。
「我、汝に迫る脅威を守らん」
「闇魔法で応戦せよ!」
「無効!」
闇魔法は無効化されている
「光・魔は無効は鉄則ですからね!」
Garter天使は剣を用いて
芯夜境戒の、秩序を混沌へと至らすものらを
成敗するのであった。
「ありがとう、GarterKatze」
「礼にはおよばん、平穏が果たされるその時まで汝を守護する芯解とならん」
『Garter天使は無常に思ふ』
人に尽くせど、見返りはなく
秩序を守るために、人類に啓蒙すれども
人は怠惰を求めるのみ…
Garter天使は思うた…
人類は終末になって始めて
気づくのだと…
そして、後に終末事変をもって
人類は怠惰による自らが起こした
破滅によって後悔するのであった…
(続編・R15)
『罰楽の園影(Eden of Shadows)』
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呪文
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