準実戦訓練
香澄野カスカは弱者だ。
異能の作用範囲は極めて限定的で、決して使い勝手の良いものではなかった。
最前線で戦う異能者達には全く及ばず、戦えない自分に対していつも忸怩たる想いを抱いてた。
ある時、彼女にヒノイの機関からスカウトの声がかかる。
最初は何かの間違いでは、と思ったが、話を聞くと ある意味納得のいく内容ではあった。
異能拡張のテストモデル。
要は「モルモット」ということだ。
誰もまだ試していない人体実験への誘いだった。
カスカは唇をへの字にして考えた。
女子高生にはあるまじき、顎に梅干しのような形が浮き出てしまうと錯覚するほど悩んだ。
結局、この話を受けることにした。
何かしなくては結局何も変わらないからだ。
もし仮にこれが成功して異能が少しでも成長するなら・・・それはこちらも願ったり叶ったりだ。
リスクはある。
しかし、そこは背負ってでもリターンを取りに行くべきだと、そう思った。
訓練は佳境だ。
異能も拡張の兆しを見せている。
やってやる・・・!
カスカは模擬弾の飛び交う訓練場で今日も歯を食いしばっている。
*****
ちちぷいの生成機能で偶然できた戦闘シーンだったので、折角だから投稿させていただきました。
元々ストーリー自体はこの3倍くらいあったのですが・・・流石に蛇足にすぎると削除しました。笑
呪文
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