海エルフ魔法少女♂、泡魔法で減圧症を予防する
マーマンやサハギン、スキュラなど主に肉体を直接変異させた者と、海エルフなどのように主に魔力を利用した者である(どちらのタイプも酸素を蓄える巨大な脾臓と、海水の塩分をろ過する強力な腎臓を備えている)。
彼らが海産物や鉱石を求め深海の熱水噴出孔地帯へ潜るとき、強力な水圧に伴って発生する浮上時の圧力低下をいかに緩やかにし、減圧症の発生を防ぐかが大きな課題となる。
前者のタイプは酸素タンクとなる脾臓が極限まで発達しているため、安全に圧力を下げるのに必要な時間、水中にとどまっていられる。一方後者のタイプはそこまで待てないため、魔法で水中に高圧空気の泡を作り出すことで対処している。
なおこの泡魔法はなぜか使用者の肉体に女性ホルモンの分泌を促す作用があるらしく、海エルフの男性は他種族の者が一見したところでは女性と区別しがたい。この特徴から海エルフの男性は男娼として人気が高く、各部族にとって貴重な外貨獲得源となっている他、ウェスティリアなど他国の海軍、水軍で兵士として活躍する者も多い。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
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