深海探査
いつもより遅い朝食を食べながらなんとなくSNSを眺めていると、スガヌマ・ミサキ--先週の調査でそのまま海辺のキャンプ地に残っていたあのヒノイ人の姿が目に飛び込んできた
・・・彼女は超能力を駆使して水を自在に操る術に長けていると報告書に書いてあったな
本人の話では赤ん坊の頃から水中で呼吸し、初等教育を受ける頃には毎日のように故郷の海上都市から深海に潜っては貝やエビを捕まえて遊んでいたとか
ナノマシン注入も義体化もしていない生身でそんなことをしてよく生きていられるものだと、かの世界の「ノーマ」とやらには驚かされる
これから「いつものように」この世界の深海に潜って調査をするのだろう
無論、そこは彼女の見知った生命あふれる楽園とは正反対のはずだが
呪文
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