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相棒のようすがおかしい (8)

使用したAI NovelAI
「はぁ。はぁ……」
「はぁっ、はぁっ……」

汗でべとべとになった身体を大の字に横たえて、俺たちは絶え絶えに息をついた。
あれからもう、何回やったのか覚えてない。気がつけばすっかり日が変わっていて、窓の外はうっすら明るくなりつつあった。
部屋の中には、汗やら精液やら愛液やらが入り混じった淫臭いが濃密に充満していた。

「あうぅ……。あそこがヒリヒリするよぉ……」

ようやく平静を取り戻したミアが、股間を押さえながら涙目で呟いている。そりゃあ、あれだけ激しくすればそうなるだろう。ていうか、俺も痛い。

俺自身も冷静になって、流されるまま行為に及んでしまったことに一抹の罪悪感を覚えた。
そりゃ別に、ミアのことが嫌いなわけじゃない。それどころか、今でははっきり彼女が好きだと思ってる。しかしそれは発情期という特別な状況でのことで、ミア自身の気持ちでさえも確かめてはいないのだ。

「……どうしたの、セイル?」
「なあ、ミア。非常事態だったというのはわかるんだが、その……本当に俺なんかでよかったのか?」
「…………もうっ!!」

思った疑問をぶつけてみると、ミアは手元の枕を俺の顔にぽすぽすと叩きつけてきた。

「わっ、ミアっ! 何するんだいきなり!」
「セイルのバカっ! 鈍感、いくじなし!!」

ひとしきりの悪態を並び立てた後、ため息をついて俺の胸に頭を預けてくる。

「ボクだって、バカじゃないんだよ。セイルじゃなかったら、こんなこと相談しないもん」
「……それって、つまり」
「言っとくけどセイル、それ以上言ったら本気でぶっ飛ばすからね」

俯いたミアの表情まではわからなかったが、目の前の大きな耳は真っ赤に染まっている。
とりあえず、これで一件落着ということなのだろうか。当面は今まで通り、一緒の部屋で過ごすことになりそうだ。……別の意味で、俺の身がもつか心配になってくるけど。

ミアとの関係は、これからも続いていくのだろう。小さくて頼りになる、可愛い俺の相棒。

「これからもよろしくな、ミア」
「うんっ」

俺たちは顔を寄せ合って、もう何度目になるかわからない口づけを交わした。

呪文

入力なし

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