酔いの果てに
実在の人物や団体などとは関係ありませんので悪しからず!!
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目を覚ますと、まずは天井の明かりが目に飛び込んできた。
「……まぶし……。」
どうやら、電気をつけっぱなしで寝てしまっていたらしい。
起きようと体を動かした瞬間、背中と腰に鈍い痛みが走る。
どうやら自分はベッドではなく、床に転がっていたらしい。
ラグの上とはいえ、ほとんど直に近い硬さだ。
「……。」
どうして俺が床で寝てるんだ?
ゆっくりと上体を起こすが、身体が重い……。
酔いがまだ残っているせいか、頭が少しぼんやりしている。
喉もカラカラ、……これは完全に二日酔いだ。
昨夜は職場の飲み会だった。
一次会、二次会……そこまではハッキリと覚えている。
その後は確か、先輩が「今夜はとことん飲むぞ、付き合えー!」みたいなノリで三次会のカラオケに行った。
そしたら終電がどうとか誰かが言い出して……。
断片的には思い出せる。
……でも、その先がない。
記憶が、きれいさっぱり途切れている。
ぼんやりと視線を上げた……その瞬間。
思考が止まった。
「……は?」
声がかすれた。
ベッドの中央で、無防備に眠っているのは、見覚えのある女性。
職場の先輩だった。
髪が乱れて、頬がほんのり赤い。
しかも。
服が脱ぎかけのままで、ほぼ下着姿という、あられもない格好。
心臓が、嫌な音を立てた。
「な、なにこれ……。
えぇっ!?」
一気に酔いが吹き飛ぶ。
自分は床。先輩はベッド。
俺は寝間着に着替えている。
先輩は昨夜着ていた服をほぼ脱ぎかけてはいるが、下着姿。
ということは、一夜の過ちではないよね……たぶん!
それにしても……。
この状況、どう考えても普通じゃない。
昨夜、何があった?
無理やり記憶をたどる。
カラオケで先輩の隣に座っていたこと。
先輩が「もう一軒行くよね?」と笑っていたこと。
それから……。
そこから先が、霧の中だ。
思い出せない。
誰と帰ったのかも、どういう経緯で先輩が俺の部屋で寝ているのかも、全然わからない。
「まずい、どうしよう……。」
もう一度、現状わかっていることで頭の中を整理する。
床に寝ていたということは、少なくとも自分は先輩にベッドを譲った……のか?
それとも何かやらかして反省して床に……?
先輩は脱ぎかけといえど、昨夜着ていた服だし……。
俺はちゃんと寝間着に着替えてるし。
……ちょっと待て、え?
もしかして先輩の服脱がせかけたの、……まさかの俺!?
着替えさせようとして、途中で断念して放置……とかではないよね……?
いや、逆に襲った後に服着せようとしたとか……?
いやいや……それだったら、わざわざ元着てた服じゃなくて、俺の服着せるよな?
いや……まて。
酔っ払って意識朦朧とした先輩を襲ってしまった後、何事もなかったかのような偽装工作をした可能性は……!?
冷や汗が背中を伝う。
なぜ先輩が自分の部屋にいるのか……。
結局はそこに戻る。
「はぁ……。」
無意識に手で顔を覆い、深く息を吐く。
先輩が寝ている間、どうしてもその理由を思い出さなければいけない。
どうしてこんなことになっているのか……。
「いや、落ち着け。冷静になれ……。」
そう自分に言い聞かせるも、心臓の鼓動は収まらない。
そのとき。
先輩が小さく身動ぎをした。
「……ん……。」
かすかな寝言。
「……!」
心臓が跳ねる。
反射的に姿勢を正してしまう自分が情けない。
床の上で正座しかけている状況が、余計に滑稽だ。
先輩は寝返りを打ち、シーツを少し引き寄せる。
状況整理で気を紛らわそうとしていたが、状況の破壊力が増していく。
このまま目を逸らすべきか……。
いや、でも……。
でも、もし取り返しのつかないことをしていたら?
知らないままのほうが、まだ平穏なんじゃないか?
それでも俺は……、男として知らなければならないと思う。
昨夜、先輩と何が起きたのか。
頭の中で、理性と恐怖がせめぎ合う。
眠っている先輩の寝顔は思ったより穏やかで、怒っている様子も、泣いた痕もない。
少なくとも……俺が一方的に先輩を襲うような修羅場ではなかったようだ。
先輩の寝息が静かに部屋に響く。
今は身動き一つせず、すやすやと眠っている。
その寝顔に、ほんの少しだけ、安堵する。
そして、ほんの少しだけ。
(……もうちょっとだけ、このままでも。)
そう思ってしまう自分がいる。
✎𓈒𓂂𓏸
二日酔い後輩 × 眠ってる先輩
どうとでもとれる最高シチュエーション♡
妄想は膨らむばかり!
私個人的には、、、
先輩の方が誘惑したものの、、、
酔っ払った後輩は真面目にベッド譲ってさっさと床で寝ちゃったパターン、、、
呪文
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