ともに行きましょう (ナイト128)
戦場でひとり、生き残ってしまった少女騎士。
「生き恥をさらすわけにはいかない…敵陣に乗り込んで、一人でも多く道連れにして、仲間の元へゆこう…」
2枚目:
???「なりません」
少女騎士「!? 姫っ、なぜこんなところに! 危険です!」
姫「この戦敗れたのは、私の力不足…敗戦の責はすべて私にあります」
少女騎士「そんな…姫は十分に我らのために力を尽くしてくれました! 悪いのは政治を思いのままにし、私腹を肥やす枢機卿一派!」
姫「彼らと戦うために、私には一人でも多くの、信頼できる仲間が必要です。この戦場に援軍を送ることを妨げた枢機卿たちに、一矢報いたいとは思いませんか?」
少女騎士「……それはもちろん……思いますが……しかし私のような低級の騎士に、何ができましょうか……」
姫「あなたの命、ここで捨てるつもりなら、私がそれを拾いましょう。私の側に侍り、私の剣となりなさい。あなたが私を守るなら、私はこの国に蔓延る病巣を一層し、民が笑って暮らせる国を作りましょう」
少女騎士「無為に消えるはずだった私の命を使ってくださるというなら、この身、御身に捧げましょう。どうか、戦乱を終わらせ、国を導いてください」
姫「ともに行きましょう」
3枚目:
こうして少女騎士は姫の守護者となった。
枢機卿や王位継承権争いの兄弟が放つアサシンをズバズバ切り倒し、政争を制した姫は、この国の女王となる。
姫改め王女「やっとここまで来ました、ですがまだ道半ば……。これからも頼みますよ、私の騎士様」
少女騎士改め近衛騎士団長「どうか望むまま、前にお進みください。あなたの道を妨げるものは、私が切り開きます」
やがて中興の祖となる王女と、死ぬまでその側に仕えた騎士の、出会いの物語。
呪文
入力なし