お風呂に入ろうとしたら……
脱ぎかけの服を床に散らかしたまま、夫に唇を求められる。
私には、この人のスイッチが入るタイミングがよく分からない。
少なくとも私とは違う。
分かったのは、煙草、本当にやめてるんだな、ってことだけ。
『子供が生まれたらやめる』
確か以前そう言っていた。
まだ授かってもいないのに。
禁煙には少し気が早い。
でも、この人らしいなとも思う。
どこか踵が浮いてるというか。
「んっ……ぷはっ……」
ようやく唇が離れる。
少し照れくさそうに目を逸らした夫を見て、思わず笑ってしまった。
改めて、この人と結婚して良かったな、と思う。
いつか家族が増えるかもしれない。
この部屋を出て、もっと大きな家に住む日も来るかもしれない。
そうなったら今みたいに、二人きりで過ごす時間は少しずつ減っていくのだろう。
それはきっと幸せなことなのに。
どうしてだろう。
今の彼を見ていると、少しだけ切なくなる。
(……なんて、気が早いのは私も一緒ね)
未来が来てほしい。
でも、今も終わってほしくない。
そんな我が儘を胸に抱きながら、私はもう一度夫に唇を預けた——
呪文
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- Steps 25
- Scale 7
- Seed 1883615579
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength 0.65
- Noise 0
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