水着美少女とH①
9月を目前に控えていた8/31、あなたは突如謎の目眩に襲われて意識を失ってしまう。
目覚めたあなたは程なくして自分が「似て非なる別世界」に来てしまったことに気がついた。
「何なんだ、ここは……」
先ほど路上で立ちバックで絡み合う男女がいたけれど、通行人の誰も気に留めないのである。警察官が来る様子も無い。明らかに自分の知る日本と何かが……いや、主に倫理観が違う!変だよここ!?
「ここはエロ漫画時空……」
困惑するあなたの前に突如現れた謎の男。魔法使いめいた漆黒のローブに身を包み、訳知り顔で何かを語りだした。見るからに胡散臭いが、一先ず聞いてやろう。
「君はどうやら心に"夏の遣り残し"があるようだ……その想いがあまりに強過ぎた為に時空を歪め、この世界に迷い込んでしまったのであろう」
声優:中田譲治のような声質の低音ボイスでそれっぽい事を宣う。
冷静に考えれば支離滅裂にして非現実的。だが、どういう訳だか男の説明にあなたは妙に納得出来るものを感じていた。
「どうすればいい……?」
あなたは尋ねる。
「結構。話が早くて助かる」
魔法使いはローブの下でニタリと微笑むと、元の世界への帰還方法を告げた。
「既にご覧の通り、この世界(エロ漫画時空)はセックスに対する倫理観が低い。声をかければ(男女動物無生物問わず)大抵の相手とヤれるだろう」
「( )内の補足エグない!?」
「本日7月1日から君が気を失った8月31日まで、思う存分ヤりまくるのだ!」
7月1日? バカな。
今はもう9月のハズ…………
スマートフォンの待ち受けに表示された日付を確認し、あなたは凍り付く。
その日付は……確かに7月1日だった。
確して、過ぎ去りし夏を求める(性的な)冒険が幕を開けたのだった。
※ ※ ※
【読み飛ばし可】
画像だけ置いても愛想が無いな……と思いつつキャプションを書き始めたところ、気が付くとまたしても頭の悪いショートストーリーが出来上がっていました。
タグにつけた「過ぎ去りし夏を求めて」ですが、ドラゴンクエスト11の副題のオマージュです。先日3DSが事故で水没し、もう遊べなくなってしまった哀しみを込めました。そんな切ない夏……😭
それはともかく、水着美少女達とのエッチをお楽しみください。
呪文
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