抱き封じの花
かつて淑女たちはそれを胸に抱き、
魔を抱きしめて封じる役目を担っていたという。
だが封じた魔は消えず、
やがてそれは彼女たちの内側に積もっていった。
ある古写本には、この「抱き封じの花」は元来
唾棄藤(だきふじ)の花と記されていたとある。
すなわちそれは、抱くための花ではなく、
棄てられるべきものを抱かせる花であったという。
無数の腕は、魔に取り込まれた淑女たちが、
なおもそれを抱き封じ続けている名残である。
あるいは――
それを外へ棄ててしまわぬために。
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きっと必殺技のエルボードロップも強い、超痛い。
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