『大魔女は苦戦中』アルテナ・リーストンは、弱点の《料理》を克服……する(?)
『ゔぅ~ん、えっと……まずは、水を加えてから野菜を入れて、それから――』
本を見ながら、悩んでいる彼女(アルテナ)。
今日は、お仕事(魔術学院の講師)がお休みの為、前々からやろうと思っていた事をしようと《王立図書館》に来ていた。
アルテナ
「今日こそ、料理の知識を身に付けて、苦手分野を克服すれば私の女子力が上がる、筈――なんだけど、これ……一体、どういう意味なの? ザク切りに……みじん、切り? えっと、こっちは――」
魔術の勉強(研究)とは違う言葉に、アルテナは困惑してしまう。
ちょっと天然なところもあって、ふわふわした性格だが、一度戦闘が始まってしまうと、まるで別人のようになる。
魔術の魔力(魔素[ロド])も申し分なく、今のところは彼女の右に出る者はいないとされている。
その強さ故に、彼女は《雷光のアルテナ》として、大陸全土に轟かせている実力の持ち主だ。
そんな《第一級魔術師》大魔女こと、アルテナ様が混乱している姿なんて滅多に見られないだろう。
アルテナ
「ぶつ切りに、輪切り、半月……切り? これも一体……う~ん(。-`ω-)?」
弱点というか、何故か彼女は甘い《お菓子》作りなら、大得意なのである。
分量も完璧で、その腕前はお店に出せる程に美味しい。
それなのに、何でそれ以外(の料理)となるとまったくできないのか……逆に不思議でならない。
アルテナ
「はぁ……本当なら、ミルティ(親友)から教えてもらう筈だったのに、結婚して会う機会が減ったからなぁ。今頃なにしてるんだろ?」
結局、弱点の解決の糸口が見つからず、そのまま帰って寝る事にしたのだった。
* * *
夢の中――
アルテナ
「ふふん、私だってこれくらいできるんだから! よしっ! できた! さぁ、食べて?(*´▽`*)」
妄想君(空想の人物)
「ちょ、アルテナさん!? そんなに近づけないで! か、顔が近い、ですから///」
アルテナ
「なによぉ、私の料理が食べられないってのぉ? そんにゃ、の、だめ、にゃん……だ、か……ら――――すぅ、すぅ」
果たして、アルテナは自分の妄想で創り上げた人物、妄想君(男の子)ではなく、本当の運命の男の子に出会えるのか。
彼女はこれからも、料理の腕を磨いて女子力を上げるのであった――
続く。
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■アルテナ・リーストン (関連AIイラスト)
『大魔女の憂鬱』アルテナ・リーストンの悩み
⇒ https://www.chichi-pui.com/posts/1234c567-448b-427c-8f18-db18eb62a79f/
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■作者コメント
・いつもありがとうございます(*´▽`*)
アルテナは私自身も何気にお気に入りなキャラで、TOPAZで生成してます(≧▽≦)/
早く彼女(アルテナ)を結婚させたいですが、なかなか出会いが……まだないようでふ(^▽^;)
・編集用ソフト:文字入れ「Power Point」、背景透明化や色合い「sai」。
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