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デートの代償-前編

使用したAI Stable Diffusion
自分からすれば高嶺の花でしかなかった彼女からデートに誘われるとは想像だにしなかった。当日の待ち合わせ時間、彼女が姿を現すまで騙されていないか気が気でなかったし、彼女が姿を現しても騙しているのではないかと訝みを捨てきれずにいた。しかしそんな疑念も彼女が観たいという映画を観終え、彼女が食べたいというスイーツと紅茶を済ませる頃には氷解し、彼女の微笑みに魅了され尽くすばかり。願わくば夕暮れが訪れないで欲しい、彼女との別れ時が辛くて仕方がない。恋愛など無縁だった自分にこのような至福の刻が訪れようとは……それでも夕暮れは訪れる、笑顔で繕っていても俄かに沸き上がる独占欲が抑えきれず理性と拮抗し出す。ところが、彼女の方がもう少し居てほしいと要求してくる。豊満な双丘を強調したファッションが徐に劣情を誘ってくる。まさか一度きりのデートでそこまで発展するなど思いもよらず、物心ともに準備のないことに焦りが生じた。だが彼女の足は歓楽街を過ぎ、ナイトスポットも通り過ぎ、先月に大規模な立ち退き騒動が起こったスラム街へと進んでいく。不安を覚えだした時には陽も沈み、みるみるうちに暗くなる。ふと振り向いた彼女は、普段の色とは違う様相を呈し、妖しく瞳を輝かせていた──。

─────

世の中にね、美味い話なんてそうそう転がってないんですよ。転がってたとして、拾ってもロクなことになりゃしないんです。美人局かYoutuberの悪質ドッキリみたいなシチュエーションと思わせて、こっからぴっちりスーツに着替えさせるとか無茶にも程があるとキャプションを編みながら嘆きに嘆きました。とにかくここから彼女にぴっちりスーツを着せてあちゃこちゃさせる。キャプションなんか後回しです。どうせ読む人はそんなにいないんだし。

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