Crowzer's『Heart of Rainy Crazy』【反抗作戦】
https://suno.com/song/65bfa2f9-d7b5-408a-8403-5c3ad92dc87c
灰猫の綴は笑った
予測投下装置に本作の音楽を
セットするが、不安だった。
不安だからこそ綴った曲だった。
だからこそ、ラスボスとして
灰猫の綴は雨にうたれながら
笑っていた。
「止まない雨はないよ」
「じゃあ、その傘くれよ」
灰猫の綴は傘を指したその人物に
訴える。
「幻想の未来よりも、今ある物質を楽しみたいんだ、俺は…なぁ…ネコノ」
灰猫の綴は心の中のネコノに問いかける
「狂気が普通になっちまったら、どうなると思う?」
狂気が答える
「先はわからねぇよ、頭ハッピーにして過ごそうぜ…俺は全部が欲しい…けど、それは難しくて…きっと、手にした時はボロボロで…だけど、それでも不安を抱いて、頭の中にあるぐちゃぐちゃを吐き出して作ってる」
「ネコノはネコノだよな…俺は俺…あぁ、なんか話してたらスッキリしてきたわ、正しいことなんかよりも、今は悪いこになって」
煙草を踏み潰して
「ぶっ壊してしまいたいくらいになぁー!」
灰猫の綴はマイクを取り出し
街中で狂気的な戦慄を響かせる!
呪文
入力なし