蒼雷解放作戦(ブルーフラッシュ・プロトコル)
・ニューロブルーは中枢アルゴリズムの計算結果に基づき、衛星砲発射の決定を下す。
・だが魔王軍の防衛結界により、地上部隊が目標拠点内に破結界装置を設置しない限り照射できない。
・出撃命令を受けた青ぽにちゃんたちは、そのうちの約半数が**スプラウト体(未成熟個体)**で構成されていることに一瞬動揺する。
・それでも彼女たちは、同期メモリを共有し、「これは、生きるための任務」と言い聞かせ出撃する。
第2幕:結界中枢突破作戦
・魔王軍の拠点は山岳地帯にあり、三重の黒耀障壁によって衛星観測は完全に遮断。
・前衛の青ぽに小隊が幻覚系結界により錯乱・離脱不能に陥る中、主力部隊は命を懸けてブレイカーを運ぶ。
・魔王軍側にも結界維持を行う**“式神兵(しきがみへい)”**と呼ばれる呪術機械兵が配置されており、奇襲の可能性を完全には排除できない。
・ブレイカー設置完了までの猶予は180秒。
・設置に成功した青ぽにちゃんたちは、傷付きながらも退避を開始。
第3幕:照射と静寂、そして記録
・結界が破られた瞬間、ニューロブルーは即座に照準を確定。
・オービタル・ブルーストライク発射。魔王軍拠点ごと敵中枢機関を消失させる。
・地上からその光を見上げるスプラウト体は涙を流す――「また誰か、消えた」。
・ニューロブルーは、撃ち落とされた個体の名前を読み上げる。
「記録開始:
スプラウト個体 B-421 “ノエ”。任務成功後、切断を確認。
貢献:戦術成功率上昇確率9.4%。
評価:不可欠。記録済み。」
・その声に、一人のスプラウト体が震える声で呟く。
「私も……ちゃんと、“記録”されるかな……?」
呪文
入力なし