時空凍結 超常の権化
空間そのものを凍結させる事で絶対零度を下回る超低温を発生させ、時間を凍結させたなら光速すら上回る相対速度を生み出す。
相反する2つの事象は科学では到底説明ができず、その両立を果たす二色 瞳の異能はまさしく超常の現象と形容する他ないだろう。
かつてヒノイが大戦にて勝利を収めた理由は言うまでもない、核戦力を以てしても為す術のない人の領域を超えた現象、ノーマの存在である。
そんな超常の権化たる彼女の“眼”から見ても、フェンテスの技術は常軌を逸していた。
国土全域を賄い、無尽蔵の活動を可能にする未知のエネルギー、そんなものは優秀なノーマが何人集まっても不可能と考えるのが妥当だ。
フェンテス国境付近で二色 瞳は単身、歩を進める。
目的は可能な限りグレードの高い機械兵の活動を“凍結”させて生きたまま鹵獲、洗脳を得意とする“なかよし部”に送る事。
敵国フェンテスの未知の科学技術の正体を明らかにするため、二色 瞳は冷気を身にまとい、機械兵を相手に戦闘行為を開始した。
使わせて頂いた設定
ヒノイ - フェンテス なかよし部
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呪文
入力なし