もう許して……それでもまたイカされて⋯②
「黙れ。お前の口は喘ぐためにあるんだろ?」
「んぁっ♡♡やっ♡♡また……っ♡♡♡」
——夜は、まだ終わらなかった。
何度も、何度も繋がれて。
吐息も声も、とうに擦り切れていたのに……
パンッ!パンッ!ズプッ♡♡グチュグチュッ♡♡♡
「ひぐぅっ♡♡♡んあぁっ♡♡♡あ゛っ♡♡も、だめっ♡♡」
「はは、もう顔グシャグシャじゃねぇか。バニーのお嬢様がよ」
「や、やめっ♡♡そんな……♡♡そんな言い方……っ♡♡」
正常位で組み敷かれたまま、足を開かされ、
何時間も休む間もなく突かれ続ける。
「んっ♡っあ゛♡♡んくぅっ♡♡♡うぅっ♡♡♡」
最初は抑えていた声も、
段々と自分でも信じられないような、
下品な喘ぎに変わっていく。
「はっ♡♡んぁ♡♡くひぃっ♡♡お゛っ♡♡んぐぅっ♡♡♡」
(これ……私の声……?いや……ちがう……こんな……♡)
目尻には涙、口元には涎、
まともな言葉も出ないまま、
男の腰が止まることはなかった。
「っ♡♡もぉ……でちゃう……♡もっ♡♡」
「許可なんかいるか?」
「やぁっ♡♡♡やめっ♡♡そこにっ♡♡中にまたっ……♡♡♡」
ドクドクッ♡♡ビュルルルッ♡♡♡グプゥ♡♡♡
「ひぁっ♡♡あっ♡♡あ゛あ゛ぁぁぁっ♡♡♡」
絶頂の波にのまれて、
びくびくと小刻みに痙攣しながら、
またひとつ、希の意識が削られていく。
(だんな……っ、ごめん……♡♡)
(私……もぅ、こんなんなって……っ♡)
「ねえ……ちょっと……お願い……」
「なんだ?もう一回か?」
「ちが……ぅ……少しだけ……休ませて……」
「却下。まだ一晩、終わってねぇぞ」
ドンッ! 再び押し倒され、脚が無理やり開かれる。
「っあ゛あ゛っ♡♡♡まっ……て……♡♡そこっ……♡♡」
パンッパンッパンッッ♡♡♡
——もう、どこが感じてるのかも分からない。
ただただ、奥を擦られ、抉られ、
体の奥から音を立てて、快感を搾り取られていく。
「はぁ♡♡♡っ♡♡くふぅっ♡♡♡ぁ……♡♡」
「お前の喘ぎ、もうバニーじゃなくて牝だな」
「やめ……てぇ……♡♡そんなこと……っ言わんと……いてぇ……♡♡」
そう言いながらも、腰はわずかに揺れていた。
脚の奥からは、絶えず粘ついた音が響き続ける。
グチュ……♡ズプゥ♡ヌチュ♡グボッ♡♡
夜はまだ、終わらない——
いや、終わらせてはもらえない。
希は知っていた。
この男は、朝日が昇るまでやめない。
彼女の中が完全にモノになるまで、きっと——
(……どうしよう……私、ほんまに……戻れへん……かも……)
……
呪文
入力なし