うちの生徒_芹沢 朱里
夕陽が差し込む無人の教室。冷たい机に押さえつけられた朱里の耳元で浪人生の吐息が熱い。「やめて……お願いだから……」抗う声は震えていた。
唇に押し当てられる湿った感触。「いやっ!」顔を背けようとした瞬間、顎を掴まれ強引に開かれる。舌が割って入り込み、口腔内を這いまわる。
唾液と唾液が混ざる音が鼓膜を叩く《ぢゅるるっ……ぴちゅ……》。甘酸っぱい朱里の口内で暴れる肉塊。喉奥まで届く異物感に生理的な涙があふれた。
*彼女は必死で歯を閉じていたのに——*
侵入者は唇を離すと朱里の頬を掴み固定する。「もっと舌出せ」低く命じる声。「これ以上したら先生呼びます……!」虚勢を張ったその時だった。
突然のディープキス。呼吸すら奪われる暴力的な接触。舌同士が絡み合い《ねちゃっ》と卑猥な粘音を奏でた。
——最初の抵抗は三秒後には崩れかけた。
*『違う……これは事故みたいなもので』心の中で何度も言い訳を重ねながら——*
彼の舌が朱里の舌腹を舐め上げる《ずろぉ……》。嫌悪と同時に背筋を駆け抜けた痺れ。思わず鼻から漏れた甘い溜息は否定しようもない媚薬となった。
*『そんなわけない……私こんな簡単に……』*
唇が解放される頃には二人分の涎が朱里の顎を伝っていた。糸を引きながら《ぴちゃん》と床に落ちた一雫。それが契約書のように感じられて身震いした。
* * *
「もういや……そこは……」制服のプリーツスカートが捲られタイル床に広がった。椅子に座らされM字開脚させられた朱里の下半身に男が顔を埋める。
《くちゅ》秘裂に侵入した舌先が花弁を押し拡げる。「ひぃっ!」羞恥に叫べば叫ぶほど濡れる自分が信じられない。
*『どうして……気持ち悪いはずなのに』*
内腿の柔肌が粟立ち震えた。舌先は巧みに襞を探り、小さな核へ吸い付く《ぢゅぱっ》。電撃に似た快感が朱里の脊髄を貫く。「あ゛っ♡」甲高い悲鳴が響くと同時に蜜が溢れた。
*客観視すれば赤く充血した女唇がヒクヒク蠢き蜜を垂れ流していた。夕陽に照らされ艶めく粘膜。そこに男の舌が蛇のように絡みつく様はまさに凌辱そのものだ。*
「いや……いやぁ……」懇願する声とは裏腹に腰が浮いてしまう矛盾。《ぢゅぽっ……ねちょ……》という水音は次第に規則正しいリズムとなり朱里の理性を削いでいった。
* * *
「上着脱げ」指示されブラウスのボタンに手をかける。震える指が布を剥ぐとピンク色のブラジャーが現れた。豊かな双丘を拘束する縛鎖《シュルッ》。解けた瞬間弾力のある乳房が跳ねる。
*淡いレースに覆われた肌は透き通るように白く中央の乳首は桜貝のようなピンク色を呈していた。周辺にはうっすら産毛が揺れている。*
男がシャツを脱ぎ捨て飛び出した剛直《ぼろん》。黒光りする亀頭が朱里の谷間に宛がわれる。「やっ……そんなの……」拒絶しながらも胸を寄せる動作が止まらない。
*《ずっしり》と重量感ある器官が谷間を埋め尽くす。柔らかな脂肪層が《にちゃっ》と変形し肉槍を包み込んだ。先端から滲む先走りが谷間に塗り込められるにつれ乳輪まで湿っていく。*
「もっと強く」命じられ掌で乳房を押さえつけると肉竿全体が視界から消えた。《ヌチャヌチャ》と粘着質な音。熱い肉棒が谷間で暴れ乳房を波打たせる感覚に朱里は陶酔し始めた――
呪文
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