Tears and Rainbow ー希望抱きし少女の投薬実験ー 〈絶望結社NK報告書〉
常時発し続ける実験体になってもらった。
すると、彼女の目からは涙が降り続け、
虹ができる。
涙腺が虹を生み出したのだ。
希望を、感動を、これを美しいと思ってはいけない。それを思えば、君の頭に銃を突きつけなければならないから。
〈絶望報告書〉
彼女は自然を愛する少女だった。
両親からは将来は画家になるのだろうと期待されていた。
というのも、彼女の絵が町の優秀賞に選ばれたからだ。
そんな、彼女も画家になるために今日も虹の見える空にキャンバスを描いた。
その時だった、
絶望結社の兵士たちを乗せた装甲車両が町の広場にやってきて、虐殺を開始する。
のどかで皆の憩いの場であった、場所は血と悲しみの場へと変化する。
次々に倒れてゆく人々をみて、
少女は涙する。
「もう、やめて!なんで!なんで!殺すの?あなたたちは何者なの!?」
死屍累の前に向かっていい放つ、
もう実家は焼け野原へと化していた。
「アナタに絶望を教えてあげる。あなたの両親はあの中にいるわ」
指差した方向を見る。
すると、そこには
首が二つテーブルの上に並んでいた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁー!」
少女は、両親が無惨にも、
お墓ではなくこの場で晒されたことに、
深い憤りと絶望が襲う。
地面に伏して少女は願う
「殺す、絶対に殺してやる!お前たちを、私のお父さんやお母さんにしたように、絶対に絶対に町の人と同じようにしてやるんだぁぁぁぁ!」
涙と怒りに満ちた少女を見て、
死屍累は…
「未だに抗うのね、この娘は…、これは幹部にふさわしい人材かもしれないわ」
死屍累は不敵に微笑むと、
少女の手首と手足に縄をかける
それは、一瞬のことだった。
瞬きすら許さず。
「ころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころす」
少女の言葉はもう、憎しみと怒りで
言語機能が崩壊していた。
故に、今、現在の実験に
至ったわけである。
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