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スーパームーン第2話:部長の秘密

使用したAI NovelAI
本作品は、pixivからのリバイバル投稿です。第5話までありますが、未完になっています。今後、chichi-puiに続編をアップして、完結させたいと思っています。
*第1話は、R18コーナーにアップしています。
***************
【第2話:本文】
スーパームーン観測会の翌日から、僕は天文部の部活動に見違えるように打ち込んだ。かつては、特に女子の人気を集めていたそうだが、何故かここ数年、人の集まらない部になっていた。

それでも、狭いが立派な部室を維持し、天体望遠鏡やカメラなどの道具類も豊富に残されていた。
今僕は、天文学の基礎知識を身に着けるべく、学習に励んでいる。当面の目標は、12月中旬に極大を迎える今年最大の流星群、ふたご座流星群の観測会を催すことだ。

また部長と二人だけの観測会だから、とても楽しみだ。そして、この観測会を最後に、部長は引退する予定になっている。だから、今のうちに、部長から色々吸収しなければならないと思って、少し焦っている。

本当は、下心満々で部室に通ったのだが、部長はスーパームーン観測会での振る舞いには、一切触れず、何事もなかったかのように、クールに接してくる。

その一方で、僕が部室で学習していると、天体観測の方法などのポイントを要領よく解説してくれる。まるで、家庭教師のお姉さんみたいな感じだ。

今日も、文献学習をしている僕に寄り添って、初歩的な質問に笑顔で答えてくれるのだ。
いつしか、僕にとっての部長は、憧れから、恋愛対象に変わっていた。

(部長は、もう直ぐ引退し、そして卒業してしまう。そうしたら、もう会えなくなるんだ。そんなのイヤだ。でも、部長はどう思っているのだろうか。おしっこするところまで見せてくれたんだから、嫌いじゃないはずだ)

僕の気持ちは、どんどん昂って行った。
そして、とうとう、僕は告ってしまったのだ。

「あの、部長、僕は約束通り、部活動を頑張って、天文部を絶対に存続させます。でも、スーパームーンのように美しくて、凛々しい部長と会えなくなるのが、寂し過ぎます。卒業しても、時々、天文部に来て、僕にアドバイスしてくれませんか。お願いします」

勇気を出して、ここまで言えた。本当は、付き合って下さい、と言いたかった。
でも、部長から見れば、僕はまだ子供だし、イケメンではないことも、自覚しているんだ。

だけど、こんな僕でも、あと2年も努力すれば、絶対に部長と釣り合う男になれるはずだ。それまでは、後輩として、この人から離れないようにしていたいんだ。

(必ず、部長を振り向かせる男になるぞ!)
この時の僕は、怖いくらい真剣な顔をしていたと思う。

僕の告りを黙って聞いていた部長の顔から微笑みが消えた。
そして、抑揚のない声で、僕にこう言った。

「私、卒業したら、もうここには来ないつもりなの。君のことは、天文部を引き継いでくれる可愛い後輩だと思ってるよ。でも、私は君が想っているような人じゃないの‥‥」

思いもかけない応えが返って来た。どうして、もう来ないつもりなのか、聞き返したかったが、意気地のない僕は、固まったまま沈黙してしまった。

すると、一呼吸置いて、部長が聞いてきた。
「考えてみたら、君に天文部の存続を託したんだから、部の全てを教える責任が、私にはあるよね。明日は部活動のない日だけど、放課後、部室に来れるかな?」

「はい、来れます」

「それじゃ、放課後、真っ直ぐここに来て、ロッカーの中に隠れていて欲しいの。私は後から来るけど、君はロッカーの中から絶対に出てこないで。そこのロッカーは鍵穴が開いているから、中から部室の様子は見えるはず。少し時間はかかるかも知れないけど、本当の私を見せてあげるから、私が出て来ていい、と言うまで、何があっても声を出さないで、ただ見るだけにするのよ。約束出来る?」

「はい、約束します」

「じゃ、今日はもう終わりにしましょ」

部長は手早く帰り支度をして、まだ固まったままでいる僕を残して、部室を後にした。
僕は大人のお姉さんから申し渡された言い付けを守る少年になった、ような気分だった。
 ------
翌日、放課後。
僕は言われた通り、部室のロッカーの中にいた。

数分後、部長が入室して来た。ロッカーの前に立ち、屈んで曇りガラスの窓を眺めるようなポーズになった。僕の位置からは、パンティが丸見えだが、部長は気にしていないようだ。自然な振る舞いをするために、あえて僕の存在を意識しないようにしているのだろう。

すると、部室のドアが開く音がして、誰かが入って来る気配がした。
部長も振り返って、ドアの方を見遣っている。

人物を一瞥すると、部長は、表情を変えずに、何故かその場に跪くのであった。
覗き穴の前に現れたのは、スーツ姿の小太りの男だった。鍵穴からは下半身しか見えないが、僕には直ぐに分かった。天文部顧問の数学の先生だ。

僕には、全く信じられない光景だった。顧問の先生が、股間を膨らませて、女子学生の前に立っている。しかも、彼女は自ら跪き、両手を後ろに廻して、男性教師を迎え入れているのだ。

これから、一体何が始まるのだろうか。部長は、少し時間がかかるかも知れない、と言っていたから、直ぐに終わるようなことじゃないんだろう。でも、男女がすることと言ったら、エッチなことしかないはずだ。僕の頭の中を妄想が駆け巡り、心臓が高鳴って来た。
(続く)

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