昼
義父からの命令は明確だった。「裸エプロンで昼食を作れ」と。
その言葉が耳に響いた瞬間、全身に熱が駆け抜け、恥ずかしさで顔が火照った。
「なぜこんなことを……」
頭の中では疑問が渦巻くが、義父の眼差しはいつも冷静で、拒む余地を与えない威圧感があった。
義父は私を支配したがっている。その事実が、私の胸を締めつける。
エプロンの薄い布地が乳首に触れるたびに、私の体は敏感に反応した。
その感触が、意識をその部分に集中させ、恥ずかしさがさらに増していく。義父の視線が背中に感じられるたびに、肌が粟立つようだった。
下は何も着けていない。その事実が、毎回の動作に緊張感を加える。
包丁を手に取るとき、野菜を切るとき、さえぎるものが何もないという感覚が、私の動作をぎこちなくさせる。
「早くしろ」
義父の声が背中から聞こえる。その声に急かされながら、私は炒め物を始める。フライパンの熱気が顔に上がり、汗が額ににじむ。エプロンの紐が肩からずり落ちそうになるのを、必死に押さえる。
「お前、結構似合ってるぞ」
義父の言葉が耳に届く。その一言に、私は動揺を隠せない。褒められているのか、それとも嘲笑われているのか、判別できない。ただ、義父の視線が私の一挙手一投足を追っていることが、肌で感じられる。
昼食が完成し、皿に盛り付けるとき、私はふと鏡に映る自分を見た。
裸エプロンの姿は、確かに官能的かもしれない。
しかし、その姿は私自身の意志ではなく、義父の命令によるものだ。
羞恥心が私の身体を痺れさせ、ジリジリと焦がすように身体を熱くさせる。。
呪文
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