カエデ上京物語③
ナツミ「そこのお洒落なお嬢さん。明日の夜、そこのライブハウスでアイドルライブがあるんだ〜よかったら見に来てよ〜」
カエデ「そ、そうなんだべ。なんていうグループ?」
ナツミ「Four seasonsというグループだよ。まだ無名の地下アイドルだけど全国のライブハウスを回るツアー真っ最中なんだ。パフォーマンスがすごいから絶対に飽きさせないよ〜」
カエデ「そうなんだべ・・考えとくべさ・・」
その場を去るカエデ。
カエデ「(アイドルライブかぁ。見たことないな、見に行ってみようかな。あのビラ配りの子可愛かったべさ。同じくらいの年のようだけど、スタッフしゃんかな・・?)」
次の日、気になったのでライブを見にに来たカエデ。客は少ない・・
カエデ「お客さん少ないべ・・期待外れかな・・」
ライブ開始の時間になる。
リーダーのフユキという女の子が歌って踊りはじめ、ハルネ、アキナという子が、続けて登場し歌って踊り始める。
カエデ「(あ、セクジーなお姉さんだべ、ピンク髪の子もダンスめんこいべ、オレンジ色の髪の子歌うまいべな〜。)」
そして、黄色の髪の子が出てくる
カエデ「(あ、昨日ビラを配ってた子だべ。メンバーしゃんだったのね。めんこいべ〜そしてダンスもキレキレだし、輝いてるべ〜)」
カエデ「(・・すごい心がウキウキする。なんだろうこの感情。すごい、すごいべ〜もっとこの人たち人気になるべきだべ)」
約1時間半のライブが終わり、
フユキ「今日はありがとうございました。私たちは東京を拠点に活動するアイドルグループです。まだまだ無名だけど、いつかビッグになるので応援してね。そうだナツミちゃん、告知!告知!」
ナツミ「あ、そうだった。えっと・・私達Four seasonsはいつかビッグになって、ドームツアーとかできるアイドルになるのが目標です。そのために新たな若い力、新メンバーを募集したいと思います。半年後にオーディションを東京で行いますので、興味のある方は応募してみてね✨️」
カエデはものすごく興味を持った。
アイドルという職業は今まで考えたこともない。ただ、このグループでやってみたい。この人たちとビッグになりたいとふと思ったのだ。
カエデ「(歌とダンスを勉強するべ・・)」
呪文
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