ツマナミ ゴカク 『ニャウ寿司 店主』【ニャンノ世界】
ツマナミ ゴカク
彼は寿司に命を駆けている
欠けてしまえば、シヌ覚悟で
寿司を猫たちと一緒に握っていた
強制的な寿司ではない
覚悟を有した寿司である
今の寿司は機械で
どうにかなるもので
人力など必要じゃないかもしれない
だが、それでも彼は人力で創作するのは
魂を込めるためであった。
数文字、少ない文字で
どうにかなるものではない…
永続しなくては…
シンダホウがましなくらいに
命がけの寿司創作に励んでいた。
人々は彼を
ツマナミゴカクを
『覚悟の寿司職人』と呼び慕っていた
だが、彼は今を見ていない
その先を見ている
それはきっと常人には
理解できないことだとしても、
気にしないのだ。
呪文
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