屋内温水プールにて (剣道部主将)
従姉弟の両親は結局、正月の三箇日は出勤(現職警察官)だった。
その件で従姉弟が只をこねたらしく、室内温水プールの無料券を貰って来て一緒に来いと言う。
急すぎて一緒に行く女友達がいないらしい。
「冬休みの宿題は終わったのか?」と俺が聞く。
「我がやっている訳なかろう? 下僕のを写すから帰ったらノートを貸すのである」と堂々たる回答に沈黙する。
うーん、こいつ。毎年の事とは言え、聞いた俺がバカだった。
郊外にある室内温水プールは冬休みの最後の連休のためか結構人は多かった。
しかし、従姉弟は本当に胸がない。それよりも筋トレが趣味でかなりの筋肉質体形だ。
剣道は瞬発性が求められるため、陸上の短距離のような筋肉質になりやすい。
筋トレも両親がしているから筋トレ歴も長い。
反面、俺は陸上部でも長距離専門だったから筋肉質ではないのだ。長距離は筋肉よりも持久力がものを言う。
持久力なら自分でも相当自信はあるが、反面目立った筋肉質体形にはならない。
筋肉は重くなるので効率的な筋肉を鍛え、持久力を強化させて体重は軽い方が良い。
マラソン選手に小柄な選手が多いのはそのためだ。体重が重いと自分の体重に負けるのだ。
まあ、小さな軽自動車に大型車のエンジンを載せているというのが分かり易いか。
プールではチャラい男が、従姉弟の外見の良さに声をかけようとするも、あまりの筋肉体形に引く姿に内心笑う。
筋肉体形になると女性でも腕とか足がカチカチになる。こいつ胸も筋肉じゃないかと思う。
従姉弟に本当にあともう少し胸があれば・・・もう少し女子力があれば・・・と残念に思うところだ。
※男の友人からお前の女子力が高すぎるから、従姉弟が成長しないんだと言われる。
まあ、料理好きでも普通は彼女の弁当なんて毎日作らんよなと思う。なんか順調に下僕に洗脳されている気がする。
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 28
- Scale 10
- Seed 930122455
- Sampler ddim
- Strength
- Noise
- Steps 28
- Scale 10
- Seed 930122455
- Sampler ddim