対空拡散ビームガン評価テスト -TypeA,Bの競合評価テストについて-

2024/02/22

使用したAI Stable Diffusion XL

今日は「対空拡散ビームガン」の評価テストの日だ。
歩兵はパワードスーツを着用するのが当たり前になったが、ドローンによる攻撃が多方面に脅威を及ぼしている。安いドローンの”数”による飽和攻撃が従来なかった戦場を出現させたのだ。戦車や軍艦に搭載しただけでは臨機応変な対応ができない。そのため、歩兵による大量の迎撃が行えるようにと開発されたのが、今回の評価対象の武器だ。
「アナハイム・エレクトロ」のTypy-Aと「ギャラクシー・エレクトリック」のType-Bを実際のドローンや模擬ミサイルを使って迎撃テストを実戦形式で行う。美濃腐酢博士のエネルギー物理学を応用したエネルギー制御技術を応用しているのは同じだが、コンセプトの違いで大きさや威力、精度に違いがあり、実戦形式でどちらが正式採用されるかを評価するのだ。

「昨今のドローンによる飽和攻撃の脅威から部隊を、そして国民を守るため、今日のテストは有意義なものとしたい。テストパイロットをはじめ、各社の関係者は肝に銘じて挑んでほしい。以上だ」

双方の拠点から出撃したテストパイロットが相手の攻撃を退けつつ、敵の拠点を攻撃して制圧するというのがテストのシナリオだ。
途中、数万機のドローンや模擬弾頭のミサイルによる攻撃が行われる。テストパイロットへの攻撃だけでなく、指定された町（を見立てた箱）や船(に見立てた水に浮かべた箱)への攻撃を防ぎつつ、相手の拠点を制圧するシナリオとなっている。

【シェリー、準備はいいわね】

ヘッドセットにオペレータからの声が入る。

「もちろんだ。まかせろ」
【ターゲットを自動追尾モードにしてあげれば一度に1万機のミサイルやドローンを攻撃できる。けど、小型化のために弾数が・・・バッテリーの容量に限度があるから、ただ撃ちまくればいいというわけではないんだからね】
「わかってる」
【わかっていたら、最初の10分でバッテリー切れとかならないから】
「・・・この前はちょっと手が滑っただけだ。そもそも威力の割に容量が小さすぎる」
【最大出力で撃ったからでしょうが！味方のフリゲート艦のヘリ甲板溶かしたの忘れたの！？】
「デフォルトの設定を麻痺モードにするべきだ。ドローンやミサイル相手ならそれで充分だろうが」
【それをパイロットが調整してと言ってるの！】
「うるさい小娘だ。失敗しなくても姉貴をぶったおす！」
【同じ歳の小娘に言われたくないわよ。・・・何の因果で双子の姉妹で争うのかねぇ】

シェリーの双子の姉が相手側企業のテストパイロットだ。もとは同じアナハイムにいたが、引き抜かれたのだ。

【試験開始、Tマイナス 5,4,3,2 状況開始】

そんなやり取りをしている間に評価試験が始まり、先方の最初のビーム発射がモニターに映された。

「出るぞ！」
【どうぞ。気を付けてね】

シェリーは戦場へと出ていった。

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白いのがシェリーのType-A、青いのが競合企業のType-B ということで、作成してみました(^_^;

呪文

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