[from:to:when]を使った疑似背景クロップ
1行目の[purple background,::10]は「紫背景を描画して10ステップ目からはこのプロンプトを削除」というものです(今回のお題には直接関係ない)
2行目からの[:プロンプト群:2]はfromをwhenステップ目からtoに変化させろ、という[from:to:when]手法ですが、今回はfromを空っぽにすることで、実質2ステップ目からプロンプト群を使用しろと指定しています。
1行目からの流れを順に追うと…
1STEP目:紫背景を描画し始める。
2STEP目:プロンプト群を描画し始めるが、すでに紫背景用のノイズが散りばめられている(StableDiffusionの「描画」はノイズをぶちまけておいて、不要なノイズを除去していく作業)ので、ノイズの濃淡で描画位置が局所的になる。
10STEP目:紫背景の描画停止。以降はプロンプト群のみ描画。
28STEP目:完成
となります。
プロンプトの内容にもよりますが、上手く使うとヴィネット風の作品が簡単に作れます。
ちなみに[from:to:when]のwhenにあたる「2」を変化させると構図がかなり変化するので、目的の構図によって試行錯誤は必要になります。
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たぶん、理屈は上記で合ってると思うんですが、保証するものではありません。
同じ手法で2枚目と3枚目も作っています。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 28
- Scale 4
- Seed 755054209
- Sampler Euler a
- Strength
- Noise
- Steps 28
- Scale 4
- Seed 755054209
- Sampler Euler a