初めてのヒト
「お、おう、まかせとけ。」
若干上擦ってしまったが言った言葉に偽りはない。任された以上きっちりと、しっかりと、最高に綺麗に撮ってみせるさ。
一応プロだからな。
駆け出しだけど。
「アキラくんは俺のプロになって最初のクライアントだからさ。満足して貰える様に頑張るよ。」
「僕も…こんなふうに撮ってもらうの初めて… 」
そこまで言って一瞬“はた”と何かに気付いた様な顔をした後、クスリと微笑むアキラくん。
何か可笑しかっただろうか?
俺が首を傾げると、彼は目を細め頬を染めてクスクスと悪戯っぽく笑って、こんな事を言い出した。
「うふふ。僕たち、初めて同士なんだなって思って。」
はっ……!初めて同士って…!
いや、間違いじゃないかもしれんが!
なんかこう…!別の意味に聞こえる!
「そっ…!そんな事よりっ!そろそろ始めようかっ?!ね?!」
『はぁい』と弾んだ声で返事をするとパタパタと俺の指定した花壇の前まで駆けて行き、くるりと振り向いた。
そして、ほんの少し
頬を染めて言った。
「じゃあお兄さん…改めて…綺麗に撮ってね?」
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 70
- Scale 15
- Seed 816459406
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength
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- Steps 70
- Scale 15
- Seed 816459406
- Sampler DPM++ 2M Karras