小説『スチームパン』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『スチームパン』
開発者 トニャス・セイナリ
頭中に思い描いたことを
製作せずにはいられなくなった
しかして、描きあげただけで…
開発しないことの多い、
このめんどく下がりな開発者が唯一製作したのが蒸気の力で自動で製作するパン作り機械装置である…蒸気の力でパンを作ってくれるのは、人類がコンテンツにありふれた終末世界において、革新的な発見であった。電気と異なり、蒸気という…レトロな原理に眼を着けたトニャス・セイナリを人はこう呼んだ、〈奇人の蒸気博士〉だと、
終末世界に現れる蒸気機関が構築された発明品は、重い肩を何とかメイドネコミミのスチームニャンに鼓舞されながら、頑張った結果なのである。
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