【樹海のかみさま】月潟琵樹:抱きとめる瞬間
【ハーメルン掲載】紫陽花の季節に会いましょう著:樹海のかみさま ーメス堕ちENDを回避したい男の娘ヒロインは闇堕ちしてみることにしたー2章1話:月潟琵樹よりインスパイア
ーー私を、みつけて
何度も何度もあの言葉がチラつく。
わかってる、わかってます。北湊を滅ぼして、貴方を見つけます。だから、目の前の少女のことなど知りません。大丈夫、僕は山の神、この子は今日初めて会う知らない女の子。かみさまじゃない。
「だい、じょうぶ。ごめん。もう、行くから」
「え? まって、どうして」
「……………邪魔して、悪かった」
心配そうに覗き込む少女を振り切って僕は廊下に飛び出そうとする。
そんな僕の裾を彼女は掴んできた。しかし僕が引っ張ったせいでバランスを崩してしまう。
「きゃっ!」
「ーーッ!」
思わず抱き止める。その時の微かな髪の匂いでさえ、かみさまとほぼ同じで、僕は思わず目を逸らした。
「あり、がと……」
「………………別に」
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